白服 ページ22
「……なんで、そんなに、優しいんですか…」
その声と共に、電車が動き始めた
ーー安全確認が終わりいたしましたので、運転を再開致しますご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでしたーー
な、なんで、って……(
『……〜だから…』
「っ…………なんで、優しくするんですか……」
スン、と、彼女が鼻をすするおとが聞こえた、
泣いて……る………?
「なんでっ、優しくするんですかっ!!こんなっ、不自由になってしまった私なんかに!!
そんなのっ!!!優しく接するぶん、損してますっ!!」
『そんなことなんか、ないから。』
壁に当てていた手を、彼女の方にまわす
『正直いうと…………
僕、君のことが気になってるんだ。
その、恋愛感情的に……?』
Aちゃんは、真っ赤な顔でキョトン、とした顔でこちらを見上げる
い、いっちゃったぁ……////
ど、どうしよう……(
『…いゃ、あっ、まっ、間違い!!いまの!なしぃいいいってうぁあ!?』
«ガタン!»
「っぇえ!?っん!?」
っと、電車の急な減速で車内が揺れ、体制が崩れ……って、ぁ///
チュッ
『「っ!!?』」
い、今、Aちゃんと………
ちゅ、ちゅーしちゃった……………!!!!!
きゃぁぁぁぁぁぁぁあああーー///
«プシュー»
ーー○○駅、○○駅です、○○線へお乗り換えの〜〜ーー
「っ…////…あっ、ここでおりなきゃ!す、すみません!!あ、ありがとうございました!!」
急いで電車を降りる Aちゃんに、声をかけた
『…き、きょうは、ごめんね、無理矢理、みたいなことして、』
「いっ、いえ!!う、嬉しかったです!明日、頑張ってください!それと……」
ーードアが閉まります、ご注意下さいーー
「〜〜〜〜!!」
『っえ、!!?な、何!?』
「き、聞こえてない……(
いえ!何でもないです!気をつけて帰ってくださーい!!」
と、閉まりかけるドアに向かって、叫ぶ Aちゃん
それに答えるよう、手をできるだけ大きく、ブンブンと振る
彼女は、笑顔で、手を振ってくれた
ん……?
まてよ、手を、振った、
ん?
そーいや、事故ではあるが
僕、、、Aちゃんと
ちゅーしちゃった!!!
きゃぁぁぁぁああああ!!!
と、脳内が一瞬にしてパラダイスの白服さんでした((
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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2nd - ゆかいさん» 楽しんでいただけたら嬉しいです(>∀<)!!更新頑張ります!! (2019年1月23日 7時) (レス) id: 3676bf0b00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかい(プロフ) - あああのっくんありがとうございます( ; ; )次の作品楽しみにしています!!(*゚▽゚*) (2019年1月22日 21時) (レス) id: 897cd1cc8a (このIDを非表示/違反報告)
2nd - にーちゃんですね!検討させていただきます!いつもありがとうございます(>-<) (2019年1月20日 23時) (レス) id: 3676bf0b00 (このIDを非表示/違反報告)
2nd - ありがとうございます!!楽しみにしていただけたなんて…(;н;)あおいくん、検討させていただきます! (2019年1月20日 23時) (レス) id: 3676bf0b00 (このIDを非表示/違反報告)
2nd - ゆかいさん» ありがとうございます!!(;д;)検討致します! (2019年1月20日 23時) (レス) id: 3676bf0b00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2nd | 作成日時:2018年11月12日 23時