憧れの人類最強と出会った地下街出身の少女【進撃の巨人】【リヴァイ】 (ページ21)

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＊くらいつく姿＊ページ21

そしてモブリットさんにベッドまで運んでもらったこと、ハンジさんに着替えさせてもらったお礼をした

二人は気にしなくていいよと言って下さったが、やっぱり申し訳ない

今度からは気絶しないように気をつけないと…

そう考えながらニファさんたちの元へ戻った

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「今日は主に筋トレと乗馬の練習を行う。今からは訓練場を10周してこい」

そして今日も始まったスパルタ訓練

しかし昨日とは違い訓練場は10周走るだけでよかった

すんなり終わり、軽く準備運動をする

リヴァイは昨日のことは何も触れてこなかった

「次は筋トレだ。腹筋、腕立て、スクワット、それぞれ150回ずつしろ。」

私は言われた通りまずは腹筋からしていたが、昨日の筋肉痛が痛んだ

「何してやがる。まだまだやるべき事があるんだ。休む暇があったら体を動かせ」

くそっ…鬼教官め…っ！

そんなことを心の中で思いながら私は死ぬ気で体を動かした

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リヴァイside

まさか筋トレも全てこなすとはな

顔を真っ赤にして汗だくで倒れているAを見てそう思った

こいつの我慢強さは地下街出身ってことにも関係ありそうだな

過酷な環境で今まで一人で生き延びてきたんだ

「…今から15分休憩だ。顔でも洗ってこい。向こうに水汲み場がある」

「…ﾊｧ…っそうさせてもらいます…」

ふらふらのAはおぼつかない足取りでそちらに歩いていった

「リヴァイ、Aの調子はどうだ？」

するとエルヴィンがいつの間にか俺の背後にいた

「てめぇいつからいた？」

「Aがちょうど終えたくらいだ」

全く気配に気づかなかった。それほど俺はアイツのことを見ていたのか？

「…そうか。アイツなら死にかけながらも精一杯食いついている。まぁ我慢強いところは認める」

「そうだな。お前が与えるメニューを全てこなしている…そういえば昨日Aに無茶をさせたそうじゃないか？ハンジから聞いたぞ」

そう言うエルヴィンは何故か少し嬉しそうだった

「あぁ、あそこで判断するつもりだった。もし俺に弱音を吐いたりやりきれない場合は、直ちにこの兵団から消えてもらおうと思っていた」

だがアイツはやり切りやがった

「兵士になる覚悟はできているみたいだな」

「あぁ」

そう言ったエルヴィンに俺は短くそう返した

通過儀礼突破ってわけだ。

「これからが楽しみだ」

エルヴィンを見るとこちらに戻ってくるAを見つめていた