憂鬱 上杉side ページ1
上杉side
どうしたんだ、俺。最近、どうも、調子が悪い。勉強がはかどらねーし、数学やっても気が紛れない。 今日も、か・・・?そう思いながら、ノートを開く。 途端。
電話が鳴った。んだよ、俺はこれから勉強すんだ、邪魔すんな。そう思いながら、電話に出る。
「んだよ。」
「あ、えっと、上杉君?」
電話口から聞こえてきた声は、
「立花・・・。」
「ごめんね、邪魔したかな。」
「いや、大丈夫。」
しれっと嘘をつく。このくらい、いいだろ。
「あのさ、数学でちょっと、聞きたいことがあって。教えてもらいたいなぁって、ダメかな?」
「いいけど。その代わり、国語、教えてよ。・・・いつ?」
「土曜日の、十時から。いい?」
「ん、おっけ。じゃな。」
電話を切った後、不思議な感覚にとらわれる。なんか、すっきりしてくる。立花に逢うから、か?やっぱ俺、変だわ。
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如月弥生 - やっぱ、ダメですか? (2018年10月17日 17時) (レス) id: b54e69059b (このIDを非表示/違反報告)
如月弥生 - スミマセン。初めてでよくわかってなくて。多分、今ちゃんとできたと思うんですけど。 (2018年10月17日 17時) (レス) id: b54e69059b (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月12日 16時) (レス) id: 28e2400559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月弥生 | 作者ホームページ:http://CAws1102
作成日時:2018年10月12日 15時