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57。 ページ7

sideローレン


朝。現在時刻7:32

今日は珍しくアクシアが寝坊した。

いや、今日、二日目なんよテスト。
夜遅くまで勉強してたとしてもだ。
寝坊はやばいだろ。


まじかお前ってなった俺はアクシアの家に
迎えに来ていた。


何がなんでもアクシアと一緒に行こうとする精神、
なめんな。……いや誰に向かっていってんだ俺。


「アクシア起きてる?」

アクシアの家のインターホンを押し、マイクにそう言ってみる。
寝ていたら聞こえないって可能性もあるから、
そのときはあいつのスマホにかけるつもりだった。


ア「起きてる!!!!!!
待っててローレン、今いくから
ほんとごめん!!」



ドアの奥からものすごく大きな声で言っているようで、
声の反響とこだまが少しした。相当焦ってんなこれ。


ア「おはよう……はぁ、やっばい、疲れた」

「そりゃそうよな、大丈夫?色々と」

ア「だめかもしれん……あ、でも俺」

そこまで言ってアクシアはスマホを取り出して俺に見せた。勿論早歩きしながら。そうしないと学校に間に合わないからな。

ア「これだけは朝見せないといけなかったんよ、
これ見てみ?」

そう言ってアクシアはLINEのスクショを見せてきた
…のだが。

まっじかまじかまじか、


Aだったらその、明日。
ご飯とか三人でどうですか?



俺、ご飯誘われた???っ、嬉し、やば。


ア「ねぇ、一個言わせて、俺らだからね?それ
誘われたのローレンと俺だからね??」

「いや、直接脳内に話しかけてくんなよ」

ア「なんとなくそうみえたんだもん」

「だもんとか、……かわいいな、お前、やってんな」

ア「やってないから」


…おれがAのことずっと言ってたからなのか
アクシアと話してたのが楽しかったからなのか。
今日は付くのにかかった時間が少なかった。
要するに、俺らはテストに間に合ったということで。


ア「間に合ってよかった〜」

「そうね、よかったわ」

「あ、なぁ、あれって今日の昼だよな?」

そう、俺は
こころの準備をしなければならないんじゃないか?
とか学校にくる道中悶々と考えていた。


ア「そうね?昼よ」

「そのまま制服で…どこに行くんだろ?」


ア「カフェとかじゃない?多分そこから
勉強する気がしなくもないし」

「おっけ、了解」


それなら、テストでもして精神清めますか。
いや。賭けがあるからもちろん本気を出すけれど。


頑張ろう今日も。
三人で一緒にご飯に行けるってのもあるしな。

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田中ァァァ - やっぱり好きです。めちゃくちゃ応援してます。(土下座) (2021年10月24日 20時) (レス) @page35 id: 5fbe9c0a9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月 | 作成日時:2021年9月25日 23時

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