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「アクシア〜〜、」


ア「あー、はいはいなに、どうしたの」


「……もやもやする」


ア「さっきの?」

「さっきの」


そう言って放課後すぐにアクシアに相談する。

授業の休み時間だと足りないから。


ア「いやでももやもやはどうしようもなくない?」


「そうなんだよな、ほんと」


ア「ローレンなら大丈夫だと思うけどなぁ」

そんなことを笑顔でいってくるものだから、


「うーん、そかぁ」

ちょっとこっちの毒気…っていうのか?
いやな気持ちが少しなくなってきた気がする。

ア「Aちゃんがちゃんと自分から話そうとするん、
多分ローレンだけよ?おれがみた限り」


はぁ、それだったらいいんだけどなとか
久しぶりに後ろ向きになっている俺。


ア「Aちゃん、タイプとかあるらしいけどね」




は???まってそんな噂一回も聞いたことないぞ俺。

「それ、どんなん??」


ア「お、食いついた…、じゃ、これ見てよ」

そう言ってアクシアは俺にスマホを差し出してくる。

不思議に思いそれを見れば、Aと
アクシアのLINEの内容のスクショだった。




アクシアねね、好きなタイプとかないん?

Aえ、急。待って…?


Aそうだね、優しくて、
いつも笑顔で話しかけてくれる人かな。



アクシアそうね、優しい人ね、
王道じゃん




Aごめんなんか


アクシアいんや?ぜんぜんいーよ、
へーき





優しい人ね……意外と王道…。
ほんと、アクシアまじ同意だわ。
てかそれ以上によく聞いたなこれ、勇気ありまくりでしょ。


「まじかぁ……」

ア「やっぱその反応よね、おれもそうだったもん」

「優しい人…かぁ、」

ア「そそ、だからローレンにも余裕でチャンスあるよこれ」


まぁ、確かに優しくしている自身はどちゃくそある。

体育祭まで残りあとわずかだし、頑張るかぁなんて思えば
さっきまでのもやもやは全てきれいに消え去っていた。

「ありがとな、アクシア、色々と。まじで助かる」


ア「んーん、おれ皆のこと応援してるからね」



あれ、皆ってどういうことなんだろう、
そう一瞬思ったけどなんとなく、まぁ、いいかと思って
それはスルーすることにした。

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田中ァァァ - やっぱり好きです。めちゃくちゃ応援してます。(土下座) (2021年10月24日 20時) (レス) @page35 id: 5fbe9c0a9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月 | 作成日時:2021年9月25日 23時

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