48。 ページ48
そして、今日。
テスト本番の週の始まりである。
日程はこれ。
初日の今日は、コミュ英、生物
明日が、古典、現文
明後日が、地理、数学�供�B
明々後日の最終日が、英表、化学の8科目。
ちな俺が一番やばいのは化学と数学。
どっちも範囲は絞られていて
化学は問題とそのまま一緒のやつが出る。が、
数学は数字を変えられて解き方は一緒……、
みたいな感じになるらしい。
アレンジとかしなくていい
って、この学年の生徒全員が思ったはずである。
それにしても怖すぎるでしょまじで、
ひっさびさにこんな怖い朝迎えたわ。
「おはよ、アクシア」
ア「おはよ〜ローレン」
「……今日だなぁ…、テスト。まじで怖すぎる」
いや、ほんと
高校受験したときとおなじくらいの気持ちだわ。
ア「それね？ほんと怖い。でもさ、
俺らなんかいけそうな感じせん？」
「まぁ、たしかにそうね？あんだけやったし…
Aの力とか借りてめっちゃ頑張ったからな
……絶対いい点取ってやる」
俺はすごい燃えていた。
わざわざAの手を借りてまでやったんだから
今回の勉強。これでいい点数取らなかったら
あの子にめちゃくちゃ申し訳なくなるでしょ。
ア「ふは、燃えてんね〜、まあ俺もだけど
じゃ、時間だから俺席着くわ…、健闘を祈る」
アクシアの目が変わった。
これは、完璧に集中するときの目だ。
ゲームしてるときのような感覚。
「おっけ、グッドラック」
そして俺もそう言って席に着いた。
問題と回答用紙が前から後ろへと渡される。
え、すごい壮大な戦いの始まる予兆みたいだって？
俺にとってはそうなんだよ、
大事な戦いだ。
先生「はい、席着いて、五分前ですよ
えっと、じゃあ、問題用紙二枚、回答用紙一枚の三枚。二枚は裏表ね、印刷ミス確認して無かったら裏返しておいて」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
先生「それでは、始めてください」
……、すごい。
問題を開いた瞬間、あ、これやったところじゃん
ってなった。
勉強した甲斐があったかもしれん
めっちゃすいすい進む……
ﾁﾗｯ
アクシアもペンを止まらすこと無く
ずっと問題用紙と向き合っているように見える。
これ、次のテストとかもいけるんじゃないか？
もくもくと進めること45分。
残り五分となった。回答用紙は多少の空欄はあるが
他は全部ちゃんと埋まっている。
(まじですげーや、…これ、A満点取れんじゃね？)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
那々 - 田中ァァさん» 生きがいですかぁ…！！本当に嬉しい言葉をありがとうございます！(…これは更新頑張らなくては！) (2021年9月26日 17時) (
レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
田中ァァ - 生きがと言っても過言じゃないくらい好きです。 (2021年9月26日 10時) (レス) @page47 id: cf4fd5c006 (このIDを非表示/違反報告)
那々 - まーっちさん» 有難うございます！コメント凄く嬉しいです！更新も頑張りますね！ (2021年9月19日 2時) (レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - え、めっちゃ好きです！！！更新応援してます！ (2021年9月18日 19時) (レス) id: 0be4ce7647 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 | 作成日時：2021年9月16日 18時
