�� ページ13
「しつれいしまーす！」
誰か入ってきたな、ちゃんとしてる…
失礼します言ってから入る人なかなかいないでしょ。
女１「どうかしたんですか？」
「いやね、Aちゃんに用事があって」
女１「Aちゃんならあそこの席だよ。」
「おっけ、助かる、ありがとね！！！」
女１「いえいえ」
女2「あれ、今のってアクシアくんじゃん」
女１「あ、あの子がそうだったの！？
あれでしょ？爽やかでかわいいって有名な子！」
女2「Aさん、あの人とも仲いいんだなぁ…素敵。」
女１「私はあんたがただただ恐いよ…」
……これはすごく、ものすごい厄介ごとの予感…
寝てよう、やり過ごしたい。切実に。
どうせ筆箱でも忘れて、借りに来たんだろう。
ア「Aちゃん！筆箱忘れたからシャーペン貸して？」
案の定これだよ
…一回スルーしてみるかぁ
「………」
ア「へぇ…無視しちゃうんだ、
ローレンに言っちゃおうっかな…
Aちゃんがこんなことしてきたんだって」
「この人はほんっとに…
私がそんなことで起きると思わないで」
ア「ふふっ、ほんと面白いね、
…ほんとに、ローレンに言っちゃうよ？」
なによ、もう、…
「べつに、あっちも私と
そんなに仲良くないから。
普通の友達だし、いいよもう。」
ア「へぇ…じゃ、LINeで言おうと思ってた
ローレンのAちゃんに対する印象の話も
しないようにしようかなぁ…」
「まって、何それきいてないんですけど。」
ア「そりゃそうよ、言ってないもん」
「うぐ……仕方ないな、貸してあげる。」
ア「やった！ありがと、Aちゃん！」
「別に。てか脅してきて言う台詞じゃないでしょ」
ア「でもスルーしたのはAちゃんだよ？」
「そうだった…、はぁ…
じゃあ、あれね、放課後返しに来てね。
絶対忘れないで。」
ア「おっけ、了解！…お礼連れてくるから期待してて！じゃ、またね！」
………お礼、連れてくる
ってなんだ？？？
まさか、アクシアくん、…
「…ねぇ、待って、…！！」
ああ…間に合わなかった……
終わった。私の放課後終わった。
絶対ローレンのこと呼ぶつもりだやめてくれ。
心臓がもたない……
はぁ…やっぱり今日も、学校はしんどい。
でも、学校を楽しいって思ってしまった
自分がいることには、
気づかないふりをしておこう。
まだ、認める気にはなれないから。
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那々 - 田中ァァさん» 生きがいですかぁ…！！本当に嬉しい言葉をありがとうございます！(…これは更新頑張らなくては！) (2021年9月26日 17時) (
レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
田中ァァ - 生きがと言っても過言じゃないくらい好きです。 (2021年9月26日 10時) (レス) @page47 id: cf4fd5c006 (このIDを非表示/違反報告)
那々 - まーっちさん» 有難うございます！コメント凄く嬉しいです！更新も頑張りますね！ (2021年9月19日 2時) (レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - え、めっちゃ好きです！！！更新応援してます！ (2021年9月18日 19時) (レス) id: 0be4ce7647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2021年9月16日 18時
