男装少女とぶりっ子ちゃん【青城】

犯人と意図 夢主side ページ44

富良野(主)「…あぁ、その事か。このタイミングだったから練習に関することだと思って分からんかったわ」



咄嗟についた嘘がこれだ

別に知られてもいいことだろうが、それでもしも緋磨志があいつのことを受け付けなかったらまた問題行動起こされそうで怖いしな


森山は"もう少しアピールして今よりもっと良いイメージを与えてからじゃないと、振られる可能性が高いからバラさないで"とか言ってたし…


百季「…嘘つく時の行動がなかったな」


幸多「そういえばあったね。秋美の方見て苦笑しながら、だっけ？」


百季「確かそんなの」



当然だ
一度で学習して、二度同じ失敗はしない


秋美「………いや、」


緋磨志「ん？なんか引っかかったのか？」


秋美「第二の癖が…」←



待って知らないそんなの

え、嘘でしょ？俺そんなに分かりやすいの？


秋美「ごめん、嘘。なんとなく勘☆」


多田「ふざけんな……て、言いたい所だけど腹立つことにこいつの勘は良く当たるもんな〜」


幸多「…そーいや俺、好物森山からもらったわ直接」



全員-夢主、幸多「「森山か」」



來澗「正直、森山か主将だと思ってた」


全員-夢主、來澗「「それ」」



俺そこまで良い奴じゃないからな

てかバレてない？どうしようね


緋磨志「けどなんであいつが俺らの好物作ってんだろうな」


涙月「そこなんだよね」



緋磨志、お前を釣るためだよ←

他の奴らにも良くすれば仲間思いのお前が釣れると思ったらしいよ…


百季「で？そこんとこどうなの？」


俺見て言うなよ
何俺が知ってる体で聞いてんだよ

言いたくないから隠してんだろうが


富良野(主)「こんなかの誰かに好意抱いてるらしいな」←


幸多「道理で性格が変わった………え？」


百季「なるほど。それでとりあえず皆に良くして良いイメージを…………って、え？」


ｼｰｰｰﾝ



全員-夢主「「はぁぁぁぁあああ！！？」」


時間差やめろって


富良野(主)「ここまでな。これ以上は勝手に考えろ。その代わり本人に直接聞いたり、俺から聞いた体でことを進めるのだけはやめてな」


一応口止め食らってるから、と付け足して話す



來澗「お、驚いた…」


百季「こんなかでって……誰だ」


多田「いっそ皆で森山を褒めようゲームして、反応確かめりゃ早いんじゃね？」


幸多「それだ」


なんか勝手に話が進んでるんですが

森山が誤解したらそれこそ後が大変だろうに


頑張れよ緋磨志(他人事)

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