昼ご飯の準備 夢主side ページ32
富良野(主)「あ、森山。…と、清水さんと雀田さん」
森山「本当は私担当じゃないけどね。アレ作らなきゃだし」
清水「本当に変わったね。森山ちゃん」
雀田「ほんとほんとー！今の紗奈ちゃんならすっごい好感持てる！」
森山「ほんとですか！？ありがとうございます！」
変わったって言うか、最早別人だよな
なんなら二重人格かってくらい
富良野(主)「あ、そろそろ作り始めなきゃ間に合わないんじゃない？」
雀田「あ、やば。急いで作ろー！」
......................
あー痛
包丁で指切った
普段料理は妹だから…
慣れない事するもんじゃないなぁあ
森山「やっと終わったー！てか大丈夫？包丁で指切るＪＫって…w」
富良野(主)「料理は苦手なんだ……」
森山「料理苦手な女子って…将来どうするの…」
それは言っちゃいけない
ワタシソンナコトシラナイ
森山「…全く、今度うちに来なさいよ。簡単なのなら教えてあげるわ」
富良野(主)「わぁ…。行くけど今のはかなり驚いた」
森山「ことある事に驚かないでよ。あんたが１番私のこと知ってんだから」
あ、まじか
…いやそうか、そうだったな多分
清水「ほら、早く並べましょう。皆が来ちゃう」
森山「あ、はい！」
うーん…
けどあれだよな
１番知ってるけど１番驚くのが俺だと思うわ
だって中学からの付き合いなんだ
あの頃からずっと見てきた性格が急にこんな丸く…
ほんと、最初からこれなら誰からも憎まれることなく簡単に愛されたろうに
なんで初めの一歩を踏み間違えたのか
富良野(主)「……仕方ないからやりたいようにやらせたるか」
あ、勿論限度はあるよ？
それを踏まえた上でね
森山「ん、なんか言ったー？」
富良野(主)「別にー」
よし、早く皿並べるか
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作者名：創破 | 作成日時：2019年8月18日 12時
