塩の君とノーマルの私【国見英】

コンビニ 夢主side ページ10

ﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛｰﾝ←(コンビニの音分からぬ…)


山瀬「えーと…あ、あったこれこれ！」


国見「？…あ、ほんとだ。塩キャラ味めっちゃ美味しそ」


山瀬「なんだと」


…とはいえ、実際色・見た目はあまり変わらんので分かりづらいわ


国見「山瀬はノーマルだよね。１個？」


山瀬「うん」


て、返事したら国見が塩キャラとノーマルのものを１つずつ持って会計の方へ…


山瀬「あ、国見ノーマル食べる気になったの？」


国見「なわけ。奢るよ」


えっ


山瀬「ちょっ、ちょちょちょ待てぃ！そんな、別にいいよ悪いし！誘ったんは私なんだからむしろ私が奢るわ！！」


国見「たかだか１３０円だし平気だって」


山瀬「ちょっとおおおお！？」


なんて、私の止める声すら聞かず会計を済ませてしまった…

慌てて私もお金を払おうとしたら、その前にすっごい早さで必要な金額を出されたもんだから払えなかった…

.......................


ﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛｰﾝ

山瀬「ちょ、国見！ほら受けとってよー！」


国見「いいって。なんでお前普段めっちゃ騒いでるくせにそういうとこ真面目なの…」


山瀬「それだけが取り柄なの☆」



ちょっと、その憐れむような目やめて

悲しくなるって


国見「んー、まぁそんなにお返ししたいって言うなら…」


山瀬「したいわ。罪悪感に押しつぶされる」


私こういうのちゃんとしてるんだよ？
偉いでしょ！

褒めてくれたっていいんd…


ねぇやめて、何故みんな国見と同じ目を向けるの泣いちゃう


国見「…じゃあ、塩キャラの１口食べて」


山瀬「え、いいの？むしろ余計私がまた貸し作ってる気するんだけど」


国見「塩キャラで洗脳するためには必要な事だから」



こいつ私と同じ考えか


山瀬「じゃあ私のノーマルも少し食べて洗脳されて☆」


国見「…ノーマルに振り向く気は無いけど食べるだけならいいよ」


よっしゃ

ノーマルを食べてどっちが本当の王に相応しいか気付くがいい！！


国見・山瀬「「いただきまーす」」ﾊﾟｸｯ



………塩キャラ意外とやるな

まぁでも？ノーマルの方が？

断っっっ然美味しいですけどぉぉぉぉ！？



国見「んー、やっぱ塩キャラの方がいい」


山瀬「私もノーマルのがいいわ」



国見・山瀬「「はい」」


そう言って私は本来の自分のアイスを国見から受けとって、逆に塩キャラのを国見に返した



………あれ、今更だけどコレ関節なんとかじゃね？

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