男装少女ＶＳぶりっ子ちゃん【過去編】

今後 夢主side ページ14

零羅が落ちてから、屋上の下でこの現場を見ていた奴らが電話をして救急車が来た



俺はすっかり座り込んでしまい、


秋美は立ったままでまだ状況の整理が頭で追いついていない


下で現場を見ていた者は、校長と病院の人に事を説明し、零羅は搬送されていった


全てを聞いた校長は森山を呼び出し、校長室で話し合っている


今から俺と秋美、そして下で見ていた奴らが屋上で話し合う



なんせ、下にいたのは元男バレ部員なんだから


幸多、モブ共「・・・ごめんなさい」


秋美「謝って許されるような事じゃ((富良野「別にいい」…え？」


例え何度謝られても許す気なんてとてもない


けど、今こいつらが謝ったところで何かが変わる訳でもない


だから

富良野「謝るなら後で本人に謝れよ。今は、これからどうするかを考えるだろ」


秋美「彩架…」


生きてるかどうかなんて知らない


でも今はまだ生きていると思いたい


幸多「そう…だね」


モブ共「…わかった」


富良野「いつまでも暗いままでいたって仕方がない。中学ではもうバレーを続けることは出来ないだろうが、高校に入ってからはどうするんだ？俺は勿論続けるつもりだけど」



明るい気分になんてなれないが、誰か一人でも別の話をしている方が少しは楽になるだろう



秋美「…僕も続ける」


幸多「俺も」


モヴ崎「俺は…いい」


モブ峰「私も多分続けないわ」


モブ山「僕もいいです」



モブ共は続けないのか


そして幸多と秋美は続ける…


富良野「なるほどな。じゃあ秋美に聞く。お前はどこの高校に通う？幸多は多分、色々あって中学と高校の掛け持ちになるかもだから」



秋美「僕は沙狐！」


あー東京高か


俺今度宮城の青城ってとこ行くんだよな


ちょっと宮城に興味あってさ


ちっぽけすぎる理由なんだけどね☆


富良野「わかった。じゃあ秋美は沙狐。俺は宮城の青城と沙狐を掛け持ち。幸多はここと沙狐の掛け持ち。だから幸多は勉強頑張れ」



幸多「oh......」




ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


『えー、先程我が校で”死者がでた”ため、しばらくの間休校となります。校舎内の生徒は、速やかに下校してください』




・・・死者？



全員「・・・」


皆気まずそうにあちこちを向いている


富良野「…おら、帰んぞ」


秋美「え、あ…うん！」



幸多「…うん」



モブ共「おう/はい/ええ」






そう言って沈黙したまま皆帰宅した

本音 秋美side→←屋上の悲劇 夢主side ※多分注意

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