21 私のスターター ページ22
帰宅して直ぐ、葵は卒業を発表した。ファンの皆さんは大歓迎で、それを聞いた葵は早速明日歌ってみたを取ると言っていた。
明日は、普通に学校なので寝た。部屋に入る前に、たまたまお兄とあったから、
「おやすみ」
と言ったら、すごい笑顔で
「おやすみ」
と返してくれた。実は、ちょっと嬉しかった。
ゆうて、私もブラコンだ。
「おはよー」
「！？！？！？！？！？」
「起こしちゃってごめんね」
「それはいいけど、何でお兄が私のベットにいるわけ？」
「いや、昨日。様子を見に来て余りにも眠くて寝落ちしちゃった」
「はぁ、高校生と三十路のおじさんが一緒に寝たとか、言いようによっては捕まるよ？」
「まあまあ、そう言わずに。昔はよく一緒にお風呂も入ってたんだし、気にしない気にしない」
「まあいいや」
そんな事以外いつもと同じ一日。学校に行ってつまらない授業を受けて、帰って来て踊ってみたを撮る。
でも、いつもと、今までと違うこと
疲れたので冷蔵庫を開けると、そこには
Aへ
お疲れ様。ほどほどに頑張れ。
と書かれたメモ用紙が貼り付けてある、ポカリとどこにでも売っているような、でも、思い出のあるチョコレート。
それをみた瞬間、目のあたりが温かくなって来て、なぜか視界がぼやけた。
私は、ポカリとチョコレートを持って部屋に戻り、今まで撮っていたものを全部消した。
そして、カメラをセットし音楽を流し、頭の中を空っぽにして、心ゆくまま踊ってみた。
１、２、３、４。
タン、タタタン
何の心配もなく踊れていたあの頃が戻って来た気がした。
５．６．７．８。
タン、タタ、タタタンッ
身体が軽くて、羽が生えたかのようだった。
はあはあ
息が、苦しい。ちょっと頑張り過ぎたみたいだ。
でも、もう少し、
タ タ タ タ ター
吸い込まれるように音楽が止まる。
最後のポーズのまま、何秒くらいそうしていたか、僕は初めて味わう感覚に襲われていた。
息が出来ないほど苦しいのに、何故だか自然と笑みが溢れる。
やり切った。最高だって、自信を持てる。
バレたら、怒られるだろうけど誰かにこの感動を伝えたかった。
そうだ、僕にはリスナーのみんながいる。
僕は、ポカリとチョコレートで休憩をし、僕は枠を開いた。
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ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2021年2月11日 3時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
りおな - 読みづらいのを解消するには…一行とか二行とかマスを開けたらいいよ！ (2020年3月9日 18時) (レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - (名前の)になってます。そして、読みづらいです (2020年3月9日 18時) (レス) id: fb07734dbe (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 登場人物紹介の志麻さんの字違いますよ！w (2019年11月1日 22時) (レス) id: 38755f3eb5 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 面白いです！！これからも頑張ってください！！ (2019年6月14日 20時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯉月 | 作成日時：2019年5月19日 12時
