100日間。【STPR.赤】２

45話‪𓂃 𓈒𓏸໒꒱ ページ8

No side


莉「リスナーのみんなへ
今までこんな俺にずっとついてきてくれてありがとう！裏切るような形になっちゃってごめんなさい。だから今日は何にも隠さず全部話すね！

実は俺、結構前に余命宣告受けちゃって、ずっと秘密にして活動してきました。一人だけで活動していくっていうのはとっても怖かったし、寂しかった。でも君たちリスナーさんが応援して支えてくれたからやり続けることができた。本当に感謝しかない。

俺の人生、辛いことばっかりだった。嬉しいことなんて数えられる程度しかなかった。
でも活動を始めて、すとぷりに入って変わった。メンバーやリスナーのみんなとの楽しい思い出も増えていったし、応援されるたびに俺も生きてていいんだって思えるようになった。俺に生きる価値をくれてありがとう。生きててよかったって思わせてくれてありがとう。」



手紙を読んでいる途中、時が止まっているかのように感じた。
リスナーも集中して聞くため、コメントは止まっている。
メンバーや海月もみんな泣いていた。
画面の中で淡々と話していた莉犬も我慢していた涙を零し、言葉に詰まっている。



莉「最後までダメだな〜。俺。
泣かないって決めてたのに、泣いてみんなに心配させちゃうよね！ごめんね！
とにかく、活動していた間俺を応援して支えてくれてありがとう！できたら俺のこと覚えていてほしいな！ｗ俺がこの世界で生きてたって証を残したいんだ。
みんな大好きだよ。」


涙目になりながらも最後まで心を込めて手紙を読んだ。








短くなってすみません💦
また時間があるときに更新します！！

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