乃木双葉は■■■である (ページ40)

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。#乃木ぷらすページ40

律「学習したE組の状況から、私個人は協調が暗殺に不可欠な要素だと判断し、消される前に関連ソフトをメモリーの隅に隠しました」

淡々とそう言うりっちゃんに対して、自然と口角が上がるのが分かる

殺「素晴らしい！つまり律さん、貴方は＿」

律「はいっ！私の意思でマスターに逆らいました」

画面が切り替わり、昨日と変わらない可愛らしい容姿をしたりっちゃんが映った

律「殺せんせー、こう言った行動を反抗期と言うのですよね…。律はいけない子でしょうか？」

殺「とんでもない…中学3年生らしくて大いに結構です！」

申し訳なさそうな表情をするりっちゃんに、タコ先生は顔を朱色の丸を浮かべる

こうしてE組に機械仕掛けの級友が加わった

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#和スイーツバイキング

茅野「ここだね！」

学校帰り、地図を確認しながら連れて来られたのは"スイーツバイキング庵(いおり)"と言う幟(のぼり)が設置された茶屋のような雰囲気を放つ御店だった

早速、店内に入ると御茶の良い香りと和菓子特有の匂いが鼻腔を擽り、好きな匂いと言う事もあってか妙に落ち着く

店員さんに案内されて席に辿り着くと早速｢双葉ちゃんも行こっ！｣と私の手を取り、軽い足取りで和洋菓子が並ぶ棚へ小走りで向かう

双葉『そ…カエデさん店内を走ると危ないですよ』

危ない危ない、思わず園子って言い掛けてしまったが茅野さんは特に気にしていないようだ

それより甘味(スイーツ)に目を輝かせて子供のようにはしゃいでいるのだから、こんな些細な事は気にも留めないのだろう

少しでも気にしていた私が馬鹿みたいだ

あれもこれもと御盆に次々と乗せて行く茅野さんを横目に、私も好物とは別で直感的に気になった物を御盆に乗せ、席に戻った

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茅野side

茅野「ん～、美味しい～！」

取って来た山盛りの和スイーツ達に頬を綻ばせていると、双葉ちゃんが何か言いたげにこちらを見てるのに気付く

茅野「双葉ちゃん、はい！」

そう言って、双葉ちゃんの口にフォークで一口サイズに切った抹茶ロールケーキを突っ込む

双葉『んぐっ、美味しい…』

ボソッと聞こえるか聞こえないかの声量で美味しいと呟く双葉ちゃんに｢でしょ～？｣と微笑み掛けると、自然と頬を綻ばせながら抹茶ロールケーキを味わって食べてる

そんな双葉ちゃんを正面で見ながら、バレないようにシャッターを切った

茅野「双葉ちゃん、また来ようね！今度は渚達も一緒に！」