☆何かがおかしい ページ37
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R「…なんで、そんな、」
あの日、メイクルームで見たこと
全てを、RIKUくんに話した
RIKUくんから聞いた話は
壱馬くんはずっと、私と仲良く過ごしてるって
いつもそう言っていたということ
なぜか園川さんは、私と壱馬くんの関係を疑っていて
いつも、メンバーの皆さんに詮索をしていたということ
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それを聞いた時、沢山のことが分からなくて
ひとつひとつ、壱馬くんから話を聞きたいと思った
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R「、壱馬が園川さんに…
どうしてそんなことになったんだよ…っ」
『私も、信じられなかった…
だから私、壱馬くんは園川さんのことが好きになったんだって、ずっと思ってた』
R「…いや、それは絶対にないよ」
『え…？』
頭を抱えたRIKUくんは、私の言葉に
顔を上げた
R「壱馬、園川さんのこと嫌いなんだ。
その詮索が始まるようになってから、そう言ってたから」
『…え？
でっでも、私が飲み物買ってた時、向こうから壱馬くんと園川さんが二人で歩いてきたんだけど、』
『その時、お互いに名前で呼び捨てで呼び合ってたし…』
R「…え？
いや、そんなことあるはずないよ」
R「壱馬は園川さんって呼んでたし、園川さんも壱馬くんって呼んでたから」
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、どういうことなの？
あの日、確かに聞いたの
仲良さそうに、話しているところを
R「なんか……おかしい、よね」
『うん、』
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何か、おかしい
壱馬くんは園川さんを嫌いで
でも、下の名前で呼び合って、キスまで＿＿？
壱馬くんはそんなこと、するはずない
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R「そういえば、」
RIKUくんは、何か思い出したように
ハッと、言葉を発した
R「園川さん、壱馬とAちゃんのことを疑い始めた時ぐらいから何かと、壱馬と二人になろうとしてたんだ。
ヘアメイクは壱馬を最後にしたり、その度に色々言われるのが嫌だって、壱馬言ってた」
『…わざと、ってこと、？』
R「多分、そうかも。
あと、園川さんが壱馬に何か言って、壱馬が園川さんに着いて行くみたいなことも何回かあったんだ」
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園川さん、何がしたいの…？
壱馬くんのこと、好きなの？
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もう、ぐちゃぐちゃだよ＿＿
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作者名：もも
| 作成日時：2017年8月22日 0時
