イケボの彼はドSだったらしい。【川村壱馬】番外編 (ページ28)

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☆犬なの？涼太くんページ28

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玲「はよーございまーす」

亜「おー玲於おはよう」

裕「おはよーさん」

龍「おー玲於～なんか機嫌ええやん笑」

玲「え、そうすか？」

涼「確かに笑なんなの最近Aといい玲於といい笑」

玲「あー別に関係ないっすよー笑」

涼太くんはマジ危険

メンバーイチってぐらい、勘が鋭いし色んな変化に気付くから

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ま、変なこと気付かれたら嫌だから

あの後ちゃんと家帰って着替えたし

シャンプーの匂いとかほんと、Aと同じとかやばすぎたんだけど

我慢して、愛用してる香水いつもより少し多めに付けてきたし

…多分、多分大丈夫なはず

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そんな今日は撮影

昨日の今日でまた顔合わせるの、なんか恥ずかしいんだけど

少しでも、距離縮めるために頑張らないと

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『じゃあ最初、隼来てくれるかな』

楽屋、もうきっちり仕事モードに入ったこの空間で

あの声が聞こえた瞬間、思春期の男子中学生みたいに胸があつくなって

まあ正直、何で最初に隼なんだよって思っちゃったけど笑

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ヤマちゃんは今メンさんのヘアメイクしてるから

残りのメンバーは自由に過ごしてるんだけど…

そんな時、隣に座ってきたのは

まさかの危険人物、涼太くんだった

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涼「やっぱりね～」

玲「…え？」

涼「シャンプー、同じでしょ」

玲「…………なんで」

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…マジか

何この人、犬ですか？

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嗅覚絶対やばいっしょ

俺こんなに香水付けてきたんだよ？

なのにそんな微かな匂い、気付く？

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