☆ありのままを好きになって ページ27
Reo side
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昨日はマジで
…マジで、色んな意味でやばかった
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Aが出した答えは、別れだって
そう聞いて正直、良かったって思ってる自分がいて。
俺もずっと好きで
出会った頃は、早く壱馬と別れねえかなとか
早く奪い取ってやりてえとか
そんなことずっと思ってた
だから、そう思うのも当たり前だって
そう思った
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…でも
別れるって言ったAの目は
すごく、悲しくて 苦しそうだった
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それ見たら
俺、本当にこのままAのこと好きでいていいのかって
こんな最低なこと思う奴のままでいいのかって
そう思う自分もいたんだ
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でもAは、壱馬を早く忘れようと毎日笑顔で。
俺もAを笑顔にできるように、精一杯笑顔でいようって決めた
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そんな時
涼太くんがあのタイミングであんな話持ち出したから
俺、心の中であの時だけ涼太くん殴ってたし
初めてAの家あがって
一緒にメシ食って、風呂入って
私布団で寝るとか言い出したから、ベッドに寝かして俺が布団で寝て
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…あーもうニヤける
ニヤけるんだけどさ、まあ結局
…まだ友達としか見られてないってことじゃん
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だから
もう、あの頃みたいな黒い感情じゃなくて
Aに、ありのままの俺を好きになってほしいって思うから
少しずつ、ゆっくりでいいから
俺を知ってほしいんだ
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そしたら
また、ちゃんと気持ち伝えて
” 付き合ってほしい ”って、言うから
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作者名:もも | 作成日時:2017年8月22日 0時