イケボの彼はドSだったらしい。【川村壱馬】番外編 (ページ20)

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☆汚れたプライドページ20

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園「…で、言ってないわよね？」

壱「…言ってねぇよ」

園「ふっ笑相変わらず生意気」

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…あの日

こいつに言われたのは

このことはメンバーにもAにも誰にも言わないこと

呼んだら必ず来ること

メンバーの前以外は下の名前で呼び合い親密さを演じること

もし破ったら

こいつは俺らのことをバラして、Aに酷いことをするから

だから従ってるけど、

メンバーに相談したくても、Aのことを考えたら

俺一人で抱え込むしかない

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園「壱馬ってさぁ」

園「…本当、イイ顔してるよね」

…だまれ

こんな奴に言われるなんて反吐が出る

園「ヤってる時、どんな顔するんだろ？笑」

壱「…うるせぇよ」

園「その反抗的な態度も、すっごいもえるわ～」

、このクソ女

俺とAの仲壊しやがって

絶対許さねぇ

園「キス、してよ」

壱「、……は？」

園「キスして」

壱「するわけねぇだろ」

園「へぇ～笑 …いいのね？」

壱「…っ、汚ねぇぞ」

園「別にいいのよ？あんたが決めれば」

壱「………っ」

…だったら

誰もいない今、こいつの言うこと聞いて

もうこれ以上関わらないように言ってやればいい

そう覚悟を決めて、俺は座っているこいつの目の前に立った

こいつは立ち上がると、俺の首に腕を回した

振り払いたい、けど

…我慢しろ、俺

そして

唇を重ねた

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