イケボの彼はドSだったらしい。【川村壱馬】番外編 (ページ14)

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☆変わらないあたたかさページ14

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玲「…俺、Aのそうゆうところ好き」

私の方へ来て、そう優しく笑いながら言う玲於

『へっ…あ、ありがと…』

そんなこと言われるなんて思ってなかったから

恥ずかしくなってしまった。

すると玲於は何も言わず、黙々と椅子を並べ直し始めて。

私も玲於のこうゆうところ、好きだな

って思いながら、二人で椅子を並べ直していた。

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玲「よし終わったな。
Aはこの後また練習？」

『ううん、RAMPAGEさんの所に行ってツアー決定のこと、おめでとうございますって言いにいくの』

玲「…ランペ？」

『…う、うん』

言った瞬間、玲於の顔が変わって。

玲「…俺もいく」

『えっ？でも玲於、ジム行かなきゃ…』

玲「別に遅れたって大丈夫だよ。
…俺も壱馬に一万円返さないとだし」

…あの時の、かな

あの時のことは、思い出したくないな

玲「ほら、行こ」

『うんっ、』

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玲「失礼しまーす」

RAMPAGEさんの部屋に来て、ノックする玲於。

ドアを開けると久しぶりにちゃんと会う皆さんがいて。

部屋に入った瞬間、あの頃の懐かしい感覚が蘇ってきた。

海「お疲れ様です！
玲於さんツアーお疲れ様でした！」

すぐ、玲於の後輩である海青くんが笑顔で寄ってきて。

玲於のこと大好きなんだなって、微笑ましくなった。

玲「お疲れ笑
ランペ、ツアー決定改めておめでとう」

R「ありがとうございます！」

『…あっあの！！』

…しまった

私も言わなくちゃと思って勢いあまったら

大声出しちゃった…

『あ、あの皆さんツアー決定おめでとうございます…！
ちゃんと、直接言いたかったので…

私、本当に嬉しかったです。

ツアーが始まる頃には私も同行させて頂くので、よ、宜しくお願いします…』

改めて目の前にして伝えると、緊張して震えちゃって。

最後の方は声が小さくなってしまった。

R「…Aちゃんありがとう！！
宜しくね！」

彰「宜しくお願いします！」

浦「桃瀬さーん！宜しく！！」

翔「翔平うるさいて笑
桃瀬さんお願いします！」

L「Aちゃん宜しくね」

RIKUさんを始め、皆さんが私の所に来て声をかけてくれて。

離れても変わってない、皆さんの優しさに胸に込み上げるものがあった。