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63~side坂田~ ページ23

「Aちゃんと付き合うことになってん」



「んぇ!?あれ、センラマンは!?」



「俺、おかん的ポジションやから」



みんなに報告したかったかので、ちょっとぶりに4人で集まって飲みにきた。



うらさんは本気でセンラとAちゃんの仲を疑っていたらしく、不本意そう。




「坂田、おめっと〜」



そんな中、まーしーは祝福してくれた。




「坂田、どうやって略奪したの?」




「略奪って…」




「いや、うらたん。坂田こう見えてAのことめっちゃ好きやから」




俺の言葉を遮ってセンラが言った。




「はぁ!?お前、なんも知らんやろ!!」




「だって、坂田、俺がA連れて帰ろうとしたら追いかけてきてん。しかも、Aの手掴んで、“まだ、間に合う?”って言いよってん。やばない?」





「おい、おま!!おい!!!」




「え、やばぁ〜、坂田やばぁ〜!!!」




「え、俺むっちゃキュンてしたわ!!」




今にも笑い出し…。いや笑っているうらさんの横でまーしーが乙女みたいな反応をしている。




「しかも、その後俺居なくなったからやりたい放題やんか」




言い方。お前の言い方一つでどれだけの誤解が生まれるか。




「ぶっちゃけどこまでいった?」




うらたん、お前はぶっちゃけすぎや。




「まだ何もしてへんわ!!誠実なお付き合いやからな」




さすがにセンラはあの後のことを知らないので、キスしたことなんて言わなきゃバレない。




「よう言うわ。初日でキスしよったやつが」



センラが真顔で酒を仰ぎつつ言った。




「は!?お前、なんで!?」




「お前の情報はだだ漏れや」




そう言って携帯の画面を見せてきた。




そこに映るのはAとのトーク画面。




「嬉しくて言いたくてしょうがないって感じやわ。残念やったな坂田」

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らずべりー - なんだ!この素晴らしすぎる作品は! (2022年11月9日 22時) (レス) @page50 id: beb9593a66 (このIDを非表示/違反報告)
あう゛ぃおん(プロフ) - あー最高!!!です!! (2021年3月1日 17時) (レス) id: 6604420749 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2020年10月6日 22時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ショコラさん» ありがとうございます〜!これからも頑張ります〜!沢山書くの頑張りますね!! (2019年8月19日 22時) (レス) id: 6d98018d89 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - スイカさん» ありがとうございますー!!何回も読んで頂けて嬉しいですー! (2019年8月19日 22時) (レス) id: 6d98018d89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かんな | 作成日時:2019年8月1日 9時

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