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「…もうあさ？」
目覚ましに地味にあたりながら目を擦り、上半身を起こした。
「…なんで？どんな寝相してんの」
突然目の前に広がった光景は、昨日ソファで眠っていた人とは思えない位置に移動していた。
並び順で言うと、センラさん、私、少し離れたところに志麻くん、うらたさん、坂田くん、のはずなのだが、何故か、坂田くんの位置まで転がり落ちている。
端から端まで移動してんな。
というかどうやってそこまで行った？一人ずつ乗り越えていったとしか考えられない…。
(とりあえず、起こさなきゃ。というか、一人歯軋り激しい人いるな…)
なんて思いながらセンラさんのところまで慎重に歩いていく。
「…うわっ!!」
突然、足をつかまれた。
「…あやしいやつかとおもった」
「本当にびっくりした〜、やめてぇ、坂田くん…」
「いまなんじ？」
「7時」
時間を聞くと、難しい顔をして、布団を被りなおした。
「…もっかいねよ」
そういって再び目を瞑った。
心臓が止まるかと思った…。
なんて思いながら、目的のセンラさんの横にしゃがみこみ、肩を叩くが、起きない。
仕方無しに今度はお腹を強めに叩く、が起きない。
今度は顔をぺちぺちはたく、が起きない。
どうしたらこの人起きるんだ、と思い、自分の体勢を変えていく。
最終的にうらたさんとセンラさんの間に寝転がって、半ば諦めながらぺちぺちする。
「おきてぇ〜、おきろ〜、おきよ〜」
今度は腕をつかまれた。
坂田くんはまだ眠っていなかったのか、センラさんの体を乗り越え私の腕を掴んでいた。
「…え、えと、なんでしょう？うるさかった？」
「…むなもと」
「胸元が？」
「…したぎ、みえてる」
バッという効果音が付きそうな勢いで胸元を押さえ、何故か立ち上がる。
案の定ふらつき、そのまま前のめりに倒れこむ。
「うぇ!!!」
「あぁ〜!!!センラさん!!ごめんなさい!!!」
思いっきりセンラさんの上に乗りあげ、被害は坂田さんの上にまで及んだ。
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かんな(プロフ) - 関西風しらすぅ@坂田家さん» なんと、同士さんでしたか（笑）ちなみに、「お母さんは、お父さんと楽しんでたんや!!」辺りも好きですがいかがでしょう。 (2019年8月4日 0時) (
レス) id: 386715a456 (このIDを非表示/違反報告)
関西風しらすぅ@坂田家 - センラさんのさかたママンの話めっちゃ好きなんです気が合いそうですね結婚しますか？ (2019年8月3日 18時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - あかりさん» わぁぁぁ!!!すごい嬉しいです、ありがとうございます（泣）ちっともいちゃいちゃ出来てないですけど、これからいっぱい登場していただくのでこれからもよろしくお願いします!! (2019年8月1日 20時) (レス) id: 386715a456 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 初コメ失礼します！めっっっちゃ面白いです！続編も楽しみです！ (2019年8月1日 19時) (レス) id: 36dba37cf3 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 彩華さん» わー!!結構私をモチーフにしてる部分あるので、似てるんですかね!!笑 好きな人ってついついツンデレ対応しちゃいますよね笑 (2019年8月1日 11時) (レス) id: 386715a456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんな | 作成日時：2019年6月24日 23時
