運命共同体【となりの坂田。】

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お風呂からあがると、布団が準備され、外に出ていた坂田さんは帰ってきていた。



「おー、ちゃんとあったまったか？」



一番最初に声をかけてくれた。



「はい、ありがとうございます」



「そうか、なら良かったわ!!Aちゃん、全然今日飲めんかったやろ？うらさんも飲んどけば良かったって言ってたし、俺さっきコンビニで追加で買ってきてん」



そう言って立ち上がり、冷蔵庫へ向かった。



「お!坂田気が利くや〜ん!!俺も飲み足りんわ」



「まーしーはめっちゃ飲んでたけど」



「え？」



「ほい、ちゃんとツマミも買ってきたで」



「やっぱ、坂田気が利くやん〜」



「俺、弱いし先に選んどこっ!!」



「あ、ずる!!」



そう言って目の前でわちゃわちゃしだした。




「Aちゃんは、はいっ。これな。足りひんかったらまだ2，3本用意してるで!!」



缶を受け取り、驚きながら聞き返した。



「なんで…知ってるんですか？」



「言っとくけど俺やないで。アイツ」



そう言ってぐっすり眠り込み時折呼吸が止まっているセンラさんをさした。



「シャンディガフってのだっけ？頼んだとき、気付いたんやって。Aちゃんお酒飲めないって」

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