△０３２ ページ33
△032 紫耀side
俺何やってんやろ
告白のタイミングもキスも
絶対に今じゃなかった
阿保やな
廉に取られるのが嫌で
俺が先に告白しとけば
チャンスはあるかなって思った
でも、小さい頃から一緒に居たのに
Aの気持ちは俺には無い
そんなの分かってたけど。
…悔しい
ため息ばかりが出てしまう
ていうかAに謝らなアカンよな、
そう思っていたら遠くから
誰かが走ってくる音がする
『 …しょおっ、 』
愛しの彼女の声
『 さっきは逃げてごめん 』
何でそんな泣きそうな顔してるん
紫耀「 いきなりあんなことして
ほんまごめん、」
Aは横に首を振った
『 吃驚したけど嬉しかった
…ありがとう 』
そんなこと言わんといてや
抱きしめたくなってまう
『 …それで返事なんだけど 』
紫耀「 おん、 」
聞かなくても分かるよ
Aの気持ちなんて
『 紫耀のことは好き。
でも… 』
紫耀「 ええよ
分かってるからそれ以上言わんといて 」
俺は無理やりにでも笑顔を作った
『 ごっ、ごめん 』
紫耀「 何で泣くんよ〜 」
『 だって… 』
紫耀「 じゃあ俺からのお願い。
これからも普通に仲良くしてな？ 」
『 もちろんっ、 』
紫耀「 あともうひとつ。
…自分の気持ちに素直になり 」
『 自分の気持ち？ 』
紫耀「 好きなんやろ、廉のこと 」
俺はもうAが幸せになって
くれればそれで十分。
だから恋のキューピッドになってあげる
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かんゆー - キュンキュンしました！また、新作作ってください(廉くんメイン) (2018年10月16日 17時) (
レス) id: 57f9b9f6d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりちゃん - 完結おめでとうございます。 (2016年1月27日 17時) (レス) id: 9cc825830a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりちゃん - 面白かったですよ（≧∇≦）次は廉くんの妹になりたいです。 (2016年1月27日 17時) (レス) id: 9cc825830a (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - マジ駄作じゃないんで。めっちゃ面白かったです (2015年11月13日 17時) (レス) id: de018802ee (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ホンマにおもろっかったでー！！新作つっくてな！！まっとるで！！ (2015年11月3日 11時) (レス) id: 0a1cdadac0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こったん | 作成日時：2015年10月6日 1時
