子犬との日常。【吉野北人】２ (ページ31)

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子犬の変化3 -陸side- ページ31

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いやね、仲間だからそんなどっちの味方とかはなくて、ちゃんと正々堂々勝負してほしいと思う。

だけど俺さ、結成当初から北人の相談のってて北人の気持ちも何となく知ってたの。

北人がまだAとそこまで関わりがなかった頃、俺がずっと傍で2人のこと見守ってたし。

子犬コンビって名前を付けたの、元は俺だし笑

だからさ、なんて言うか…

そんな北人を知ってるからこそ、幸せになってほしいんだよ。

勿論、壱馬にも幸せになってほしい。

だけど俺は、昔からずっと一途にAのことだけを見てた北人には、最後はちゃんと自分の気持ちを伝えてほしいって思うんだ。

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陸「A～！」

『陸さん！どうしました？』

陸「今日の撮影まだ全然北人と絡んでないじゃーん！北人寂しがってたよ～？笑」

『そうなんですか？そっか、確かに…
私これからの撮影で沢山北人くんと絡みます！笑』

陸「そうこなくっちゃ！子犬コンビ！」

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北「絶対陸さんAちゃんに何か言いましたよね…」

陸「へ？」

北「撮影始まったらさっきとはうって変わってめちゃくちゃAちゃん抱きついたりしてきてたじゃないですか…」

陸「してたね！良かったじゃん！いっぱい絡んで！」

北「しかもカメラに向かって犬の耳やれって手で作らされて…」

陸「あの時の2人めっちゃ可愛かったじゃん！子犬コンビだし！」

北「僕恥ずかしくて集中出来なかったんですよ…」

陸「でも嬉しかったでしょ？笑」

北「…まあ嬉しかったです、けど」

こうゆう素直になれないところ本当可愛いわ笑

Aそっくりだなあ笑

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最後はAの決断になるけど、それまで2人とも諦めずに頑張れ。

俺も出来ることなら何でもするから。

そう思った陸でした(^ ^)

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