子犬の勉強 -陣side- ページ3
午前中はジムで追い込み午後はリハ等をやり早めに帰れた今日、俺は1番最後に家に着いた。
他のメンバーは先に帰っており、外に走りに行ったり地下のスタジオで練習したり、風呂掃除や洗濯物を畳んだりそれぞれが過ごしていた中。
リビングの食卓にノートや教材を広げて向かっていたのはA。
陣「Aまた勉強か?程々に頑張りや」
『はい。ありがとうございます』
俺が声をかけるとまた机に向かった。
よく見ればAの他、リビングには北人と壱馬と慎がいた。
壱「俺もラップ書いてくるか〜」
壱馬はそう言って自分の部屋へ行き、北人と慎はAが勉強する様子を見ている。
北「ねえAちゃんもうそろそろ…」
『ごめん 今無理 話しかけないで 後で』
北「はひ…」←
北人が話しかけるとAは単語で北人を一撃した笑
慎「陣さん、Aちゃんいつも勉強してますけど何を勉強してるんですかね?」
確かにそれはいつも思う。
時間がある時は勉強しているAだが、何を、どうして勉強しているのか気になる。
Aを見ると、何かを暗記しているようでひと段落したようだったため俺は聞いてみた。
陣「A何を勉強してるん?なんで勉強してんの?」
『あ、私最初大学へ進学しようとしてたんです。物理学を学びたくて。
物質の構造とかミクロの世界のことです。理数系が得意で勉強したかったんですけどダンスやりたくてやめました笑 でもやっぱり物理学学びたかったので、今自分で勉強してるんです。
やりたいことはできる時に精一杯やっとかないと笑』
…なんもわからんわ←
やっぱりAは凄いな。俺も見習う所があるし。
コンビニで何か買ってきてあげよかな笑
数分後、俺は何個かコンビニで甘い物やAが好きそうな物を買って帰ると寝ちゃっていて、なぜか隣で北人も一緒に寝ていた笑
陣「慎、なんで北人も寝てるん?笑」
慎「俺が見てたのは、Aちゃんに話しかけて拒絶されてまた話しかけてペンケースとか教材で壁を作られて北人さんが拗ねて寝て少ししたらAちゃんも寝ました」←
北人何してるん笑
まあでも子犬コンビの寝顔はかわええなあ笑
〜その後〜
陣「ああっ⁉誰やチーズケーキ食べたんは⁉」
浦「えっ⁉」←
陣「あほ!あれはAへのご褒美や!」
『…翔平大嫌い!』
浦「ごめん!汗 俺は好きだから!」←
翔「翔平あほやな」←
子犬と翔平1 -陸side-→←子犬の取り合い -彰吾side-
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作者名:もも | 作成日時:2017年5月20日 22時