☆HIROさん ページ2
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ついにきてしまった…
この日が…
目の前には大きな事務所。
玄関口の方へ行くと、警備員さんが立っていて声をかけられた。
「申し訳ありませんが関係者以外立ち入り禁止になります」
『あっいえ私、今日からこちらでお仕事をさせていただくことになりましてMARVEEから参りました、ヘアメイクアーティストの者なのですが…』
「大変失礼致しました…どうぞお入り下さい」
確かにただの私服の女がうろうろしてたら不審がるよね…
更に中へ進むと、綺麗な女性が受付に座っていて。
とりあえず社長様にご挨拶しないとな…
『…あの、今日からこちらでお仕事をさせていただく者なのですが、社長様がいらっしゃる所はどちらでしょうか…？』
「社長室ですね、あちらのエレベーターで3階までお上がり下さい」
『ありがとうございます』
言われた通りにエレベーターに乗り込み3階のボタンを押す。
『…えーととりあえずあっち行ってみよう』
着くと長い廊下が続いていて、会議室やら沢山の部屋があり、とりあえず進むと奇跡的に社長室にたどり着けた…
深呼吸をしてからドアをノックする。
『失礼します、MARVEEから参りました、桃瀬Aです』
H「あっはいどうぞお入り下さい」
社長様の声を聞き、ゆっくりドアを開けると広い部屋に1人、社長様が座っていた。
H「初めまして、LDH代表取締役社長のHIROです。急な話で来て頂いて本当にありがとうございます。
今日から桃瀬さんにはTHE RAMPAGEというグループのヘアメイクを担当してもらいます。
メンバーは16人と大人数ですが、桃瀬さんの実力は以前から聞いています。
是非その実力を、彼らに発揮して頂ければと思います」
HIROさんは見た目の怖い感じとは一変、優しい笑顔でまあプレッシャーのかかることを…
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私はこれからやっていけるのでしょうか…
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作者名：もも
| 作成日時：2017年4月15日 12時
