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story12 ページ13

「え?坂田?」




声がした方を見ると、パーカーを着た坂田がいた。可愛い←




「あー、コンビニ行ってたんやけど2人が見えたからさぁ。え?もしかして一緒に帰っとるん?」

『えっ!?あ、うん。先生に仕事頼まれて、途中まで一緒に帰ろうってなったの』

「そうなんや。でもちょうど良かったな」

『ちょうど良かった?』

「おん。乙川に話があったんや。それとうらさんも!」




坂田は多分コンビニで買ったのであろうソーダのアイスを咥えながら笑顔で続けた。




「あんな、みんなで遊園地行かへんー?チケット4枚あってな、俺とうらさんと乙川とで行かへんかな?って」

『!遊園地...!』




坂田と遊園地に行ける?どうしよう、にやけそう。誘ってくれたの嬉しすぎる。




『あ、えっと、私は行きたいな。みんなで』

「俺は寒いからパス」

「えぇー!?なんで!うらさんも行こうやぁ」

「ちょ、引っ付いてくんな!」




坂田は浦田くんに後ろから抱きつき、子供が駄々をこねるかのようにしている。
なんだか可愛い光景だなぁ。





「あーもう、わかったよ!行けばいいんだろ?」

「わぁーい♪ありがとううらさん!」

『あ、でももう1枚あるんだよね?』

「それなんやけど乙川誰か1人連れてくる?女子1人になってまうし」

『あ、それなら...』





それなら、瑠奈を誘おう。瑠奈が一緒なら心強い。イケメン2人と私一人はさすがに浮きそうだし。

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作者名:のんちゃん | 作成日時:2018年7月15日 3時

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