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「え?坂田?」
声がした方を見ると、パーカーを着た坂田がいた。可愛い←
「あー、コンビニ行ってたんやけど2人が見えたからさぁ。え?もしかして一緒に帰っとるん?」
『えっ!?あ、うん。先生に仕事頼まれて、途中まで一緒に帰ろうってなったの』
「そうなんや。でもちょうど良かったな」
『ちょうど良かった?』
「おん。乙川に話があったんや。それとうらさんも!」
坂田は多分コンビニで買ったのであろうソーダのアイスを咥えながら笑顔で続けた。
「あんな、みんなで遊園地行かへんー?チケット4枚あってな、俺とうらさんと乙川とで行かへんかな?って」
『!遊園地...!』
坂田と遊園地に行ける?どうしよう、にやけそう。誘ってくれたの嬉しすぎる。
『あ、えっと、私は行きたいな。みんなで』
「俺は寒いからパス」
「えぇー!?なんで!うらさんも行こうやぁ」
「ちょ、引っ付いてくんな!」
坂田は浦田くんに後ろから抱きつき、子供が駄々をこねるかのようにしている。
なんだか可愛い光景だなぁ。
「あーもう、わかったよ!行けばいいんだろ?」
「わぁーい♪ありがとううらさん!」
『あ、でももう1枚あるんだよね?』
「それなんやけど乙川誰か1人連れてくる?女子1人になってまうし」
『あ、それなら...』
それなら、瑠奈を誘おう。瑠奈が一緒なら心強い。イケメン2人と私一人はさすがに浮きそうだし。
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作者名:のんちゃん | 作成日時:2018年7月15日 3時