車椅子に乗った小さな天使。 (ページ40)

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寺島side＿＿＿＿＿＿＿

やっと２人でご飯を食べに来れた…

渉君ありがとう…

お店は…この間良平君に教えてもらった居酒屋…

いろんな種類のごはんとお酒がそろってる…いい感じの雰囲気だ。

貴『おしゃれなところですね…私こんなとこ一人で来れないな…すごいですね!!』

寺『ありがとうｗ』

店員『いらっしゃいませ。何名様でしょうか。』

寺『個室予約している、寺島です。』

店員『お待ちしておりました。ご案内いたします。』

案内された個室は大きな窓がついて外にはきれいな都会の光が見える場所だった。

貴『うわぁー!!きれいな場所…はっ！すいません…一人で舞い上がってしまって…』

寺『大丈夫だよ。こんなにきれいなところ案内してもらえてよかったｗ』

貴『名前のわからないお酒ばっかりだ…』

寺『Aさんは、カクテル飲めますか？』

貴『はい!基本的に何でも飲めます！』

寺『ご飯も基本的には食べれる？』

貴『あ、食べ物は辛いものは駄目です…』

寺『了解です！んーとじゃオススメのやつ頼みますね！』

店員『お決まりでしたらお伺いいたします。』

寺『エンジェルキッスとこれとこれで…』

店員『ご注文は以上で…』

貴『あ…カシスソーダもお願いします』

店員『かしこまりました。少々お待ちください。』

いつにもまして、Aさんはきれいだった。

大人っぽくて、いつもよりも色っぽい。妖艶だ。今すぐに咬みつきたい。その首に。

貴『…さん？…島さん？寺島さーん？？』

寺『あっ。ごめんなさいｗ考え事していて…』

貴『ご飯来ましたよーｗあ、カシスソーダは、寺島さんの分です！』

寺『あ、そういえば飲み物頼んでなかったなｗありがとうございます。』

貴『いただきます…ん！おいひい!!』

寺『喜んでもらえてよかった…ｗ』