車椅子に乗った小さな天使。 (ページ24)

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story18 ページ24

＿＿貴方目線。

私が見ていたのは長い長い夢。

お仕事がなくなり、周りの人、いろんな人が私から遠ざかっていく。

次に、目が覚めた時には大きなお花畑にいた。

私の近くには、なくなったはずの両親がいた。

貴『パパ!!ママ!!』

父『Aはなぜここに？』

貴『私もわからないの…気づいたらここにいたの。会えて嬉しい…』

母『素敵な人には出会えたの？？』

貴『うん!!素敵な人がたくさんいるの!!笑顔が素敵な人、お料理が上手な人…とにかく、すごく幸せなの!!』

私はとても素敵な方々に恵まれました…

助けを求めた時に手を差し伸べてくださったり、たくさんお話してくださったり…

そんなことを思っているとパパがこんなことを言いだした。

父『なら。なおさらだね、ママ。』

母『ええ、そーねパパ。』

貴『？？』

父『今すぐ帰りなさい…元いた場所へ。』

貴『どーして!!パパ!!ママ!!』

パパとママがふわりと消えてから意識がまた飛ばされ現実へ戻された。

目を開けたとき、ふわりと甘い香りがした。

となりを見ると手を握り締めたままの女の人(？)がいた。

貴『あ、、あの、、、』

思っていた以上に声が出なかった。でも、その人は気づいてくれた。

一目散にどこかへかけていった。少ししたらたくさんの人が来た。全員知っている人だった。

私のためにこんな生きてくださったんだ。。

安『俺らのことわかるか？』

貴『や、、すも、、とさ、、ん、、？』

羽『僕のことは？』

貴『はた、、、のさ、、ん』

かすれながらだが読んだあとにみなさんすごくキラキラした顔をしてくれる…

それが何よりも嬉しかった。

代『みんなのことはわかるみたいです!お医者さん呼んできますね!』

皆『あっ!俺/僕も!!』

部屋には俺とAちゃんだけになった。

寺『俺のことわかる？』

貴『わか、、ります、、よ。

＿＿＿＿てら、、、しま、さん』

寺島さんは泣いていた…頬に触れると寺島さんはすごくおどろいた顔をしていたので、

貴『泣かないで…ください…』

とひことかけると

寺『そりゃ泣くよ…みんな心配してたんだから…』

貴『ありがとうございます。』

ほんとにいい人たちだな…

ｶﾞﾗｯ

先生が入っていたので、会話は一時中断…

先『目覚めたんですね…良かったです。
念のため、今日入院してもらって明日以上がなければ退院となりますので。』

貴『ありがとうございました。』

まだ入院するのか…

＿＿＿＿＿

文字数(つд⊂)