夢魂 ページ23
＿Aside＿
私は夢を見ている。
だって…こんな場所知らないもん。
真っ暗で何も見えない。
上か下かも分からない。
『私…どうなったんだっけ？』
確か、男の子が飛び出したのを見て、私も追い掛けて…
あぁ…そうか…跳ねられたんだ。
じゃあ、ここは…
『天国？…いや、私なら地獄かも…』
大切な人を傷つけてきたんだもん。
暗闇の中、どこへ向かっているのか分からないけど歩いてみる。
すると、どこかから懐かしい声が聴こえてきた。
「「A…」」
二人の声が重なる。
その声はどこか寂しそうで、哀しそうで…
声のする方へ歩いて行くと、二人の男性が立っているのが見えてきた。
「A」
背の低い男性が私の名前を呼ぶと共に、手を握る。
愛しそうに私の手を眺めながら消えてしまいそうな声で呟いた。
「…俺を選んでくれよ…」
『…』
彼の名前を呼ぼうとすると、頭を撫でられる感覚に言葉を飲み込む。
頭を撫でてくる長身の細身な人は、今にも泣きそうな顔をしている。
「幸せになってほしい」
震えている声で告げられた言葉で私は不安へと苛まれた。
彼が私を置いて何処かへ行ってしまいそうで。
頭を撫でられていた手も握られていた手も離れて、二人は私に背を向けて歩いて行く。
『待って…！！』
二人へ手を伸ばしてもどんどん距離が出来ていく。
大切なのに。
喪うわけにはいかないのに。
私の頬を濡らす汗ではない水滴を拭いながら二人の背中を見つめる。
彼らの名前を呼ぼうと、口を開けるが声が出ない。
あの人達は…
誰…？
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松野かほ(プロフ) - milkさんmilkさん！坂田オチが欲しい私は我儘なのでしょーか！ふぁっ？！漢字が……間違ってますよ！神です！OK？(#･∀･) (2019年1月27日 0時) (
レス) id: 3dd7240901 (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - ふぁぁぁぁぁぁぁ！！神ぃ！！もしかして貴方は人間を越えた神なのかも知れませんねヤヴァァイ…… (2019年1月25日 20時) (レス) id: 3dd7240901 (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁぁぁ！！ラッラッラッラマンンンンンンンンンン！！こたぬきとしては悲しいような悲しいようなっ！くぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！！ (2019年1月22日 18時) (レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
海希 - すごく面白くて続きが気になります！無理しない程度で更新頑張って下さい！！！ (2018年11月4日 23時) (レス) id: 426add2276 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - すごく面白いです！これからも頑張って下さい！応援してます！！！(^O^)／ (2018年6月3日 22時) (レス) id: babebda14c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milk | 作成日時：2018年1月4日 13時
