【束縛?】〜坂田〜 ページ12
『ただいま−』
「お帰り」
私は、一人でも、ただいまという癖がある。
けど、
何の音も、聞こえない、はず。
なのに、お帰り?
っっっっっ怖。
リビングに入ると、そこには、
ソファーに座った彼氏が・・・
『ギャアアアアアアアアア』
近所迷惑な声が部屋に響いた。
「お帰り。五月蝿い。お帰り」
いろいろと、つっこむところが・・・・・・
『えっと、なんでいるの?そして、なんでお帰りを二回も??』
赤い髪の、彼氏が、ニコって笑って、
「いーやん。別に」
何が、いいの?
疑問に思っていると、
急に顔色を変え、
「今日、どこ行ってたの?」
『??。エッ、ふつーに会社だけど??』
「嘘やろ。駅前のデパ地下にいたの見たよ」
駅前のデパ地下?は?
いや、たしかに、デパ地下にいたけどさ、
坂田は、何言ってるの?
『w w w 何言ってるの?w w w 』
「は?何笑ってるん。会社なのに、何デパ地下行っとるん」
『エッ、昼ご飯を買いに、行っただけだよ』
「男の人と、二人で?」
『同僚だよ』
「男の人じゃん」
嫉妬かな?
可愛い。
『ゴメン』
「もう、男と話すの禁止!」
『エッ』
「人と話すの禁止にするよ?」
『ヤダ』
いくらなんでも、酷い。
「口答えすんの?」
怖い 怖い 怖い 怖い 怖い 怖い
じりじりと迫り寄る、坂田。
蛇に睨まれた蛙のように、動けない。
「そうだ、話せなくすればいいんだ」
『ひぃっっっ』
「イイネ、ソノ顔。狂ッタオレヲ、モット狂ワス」
坂田じゃないみたい。
やっと、動かせるようになった、自分の足を後ろへ、動かす。
しかし、後ろには、壁があり、ぶつかる。
坂田は、どこからかだしたカッターを
私に突き刺す。
グサッ
「なんてな。さすがに、刺さないよ」
『・・・・・・?でも、カッターが刺さってるんだけど』
「エッ、これ、引っ込むやつ」
『はぁぁああっぁ』
「あと、さっきまでのは、全て、嘘やから」
『よかった』
「でも、同僚だとしても、二人きりは、あかん」
『すみませんでした』
「許す」
そういえば、
『そういえば、さっき、なんでヤンデレっぽくしたの?』
「ヤンデレ?ふつーじゃない?」
えっ
ええー!!
さかたん、怖い。
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miina - 完結してるけど、言ってくれれば書きます!!! (2019年8月28日 17時) (レス) id: 62ae092346 (このIDを非表示/違反報告)
miina - Honaさん» Honaさん、ありがとう! (2019年8月4日 20時) (レス) id: c4c508bfaa (このIDを非表示/違反報告)
Hona - この短編集の浦島と夢主のケンカップルか面白かった笑 (2019年8月4日 20時) (レス) id: f3c78eb09d (このIDを非表示/違反報告)
mimiーピエロー - 気軽にリクエストして下さいね (2019年6月23日 4時) (レス) id: cec2601e6c (このIDを非表示/違反報告)
mimiーピエロー - もでらーとさん!ありがとうございます!頑張っていくので応援お願いします! (2019年6月20日 0時) (レス) id: cec2601e6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miina踊り手、歌い手厨、めいmei | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sbknmrnantsa/
作成日時:2019年6月19日 18時