目障りだから、はよ消えろ。【歌い手】 (ページ3)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:49,028 hit

1　あっち行けカスページ3

その後、ホームルームが終わり、

皆花李のところに集まって質問攻め....

と、言うこともなく

え、まってなんかこっちきてない??

だだだだだ

「A!!!!!!!!」

『うぎゃあああああああああ!?!?』

「止まれえ!!坂田ｱｱｱｱ」

ドカン

ぶつかる(突進)とおもって諦めて目を瞑ったけれど
私に当たることはなかった。

『坂田.......』

坂「あれ!!!うらさん!?!?なんでまってごめんなs...ｱｱｱｱｱｱ」

う「......坂田....お前........」

そうか理解した

つまりはこういうことだ

坂田が私に向かって突進してきた

けどそれをうらたが私をかばって

なう

『っていうかなんで突進しようとしたん』

坂「え、だって突進すればAにだきつけるかなぁって思ったけどダメだったわ」

う「まじかよ坂田そんなことで......ｸﾞﾊｯ」

『うらたｱｱｱｱｱｱ』

う「せいぜい幸せに.....なってくれ......」

坂「『うわあああああ』」

....なんだこの茶番は.......

「ねーぇちょっと良いかなぁ？A.......ちゃん?」

きた

よくあるヤツ

坂「.....なに?誰?」

う「.....転校生じゃね?」

うしろではうらたと坂田が小声で話をしている。

一体何の用なんだ私はお前みたいな自称天使と会った覚えなんて、ないぞ。

教室のドアから沢山の人達がこっちを見ている。

いや、こっちみんな、まじ。

そしてそんな観客達に紛れて彼方とまふも何事かとこっちをみている

いや、こっちみんな(2回目)

「とりあえずぅ、こっちきてよぉ.....Aちゃん」
相変わらず語尾に小文字を引っ付けて喋ってる花李。

『なぁに?えっとのの?ちゃん?』
対する私はお得意の引っ付き笑顔で応戦します

「わたしぃ、あなたとお話がしたいのぉ....着いてきて～」

ここで止まってんのも癪だから仕方ない付いてくか

もちろん、コイツらも連れて。

『坂田、うらた、彼方、まふ。行くよ』

だいたい察しがついていたんだろう。

皆頷いて私の方へ駆け寄ってきた。

「えっとぉ.....付いてくるの....?その、彼方くん達も...」

『え、ダメかな？そんなに大切なお話なの?』

つーか、もうコイツらの名前しってんのかよ。
しかも名前呼び。

普段気に入らないコイツらだけどなんか癪に障るな

「ん～.....じゃ、じゃぁ、お話はまた今度でいいよぉ」

お、

諦めたか

じゃぁねっ!と言いながら花李は教室に駆け込んで行った