口づけは檻の中で【stxxx】2

・ ページ7

・裁判まであと四日・



莉犬side



よし…Aは、いるね。



じゃあ行くかぁ…



大丈夫だよ俺、押し倒してキスするだけだから…！



莉「…っ、Aー？いる…よね…？」



恐る恐る扉を開ける。



まあ、扉は外から鍵をかけるタイプだから内側からは絶対に開かないんだけどね。



外からの衝撃に弱いのが欠点。



『ふふ、いるわよ？…いるに決まってるじゃないの』



莉「やっぱそうだよねえ」



くすりと妖艶に微笑むAは、やっぱり美人。



小さい頃の家庭環境が複雑だったのもあるのか、会ったことないけど毒親(母親)に似たのか知らないが。



…それより！



莉「…ちょっと、いい？」



『え、…わっ』



ﾄｻｯ、とAを少し硬いベッドに押し倒す。



『なに、するの？』



莉「…前、Aが攻めだったから。今度は俺が攻め」



『ふーん…？いいわよ、はい、どうぞ』



ニヤリと笑って、目を閉じる。



莉「…っ…」



二重の瞳に長い睫。



それに、ぷるぷるの紅い唇に少し色づいた頬。



思わず見とれてしまう。



俺からの視線を目を閉じてても感じたのか、ゆっくり瞼を開いた。



『………莉犬くん、攻めって…こうするのよ』



莉「…ふぇっ…！？」



腕を引かれて俺が(・・)押し倒される。



刹那、あの日みたいに唇を奪われた。



莉「…えっ、えっ」



『莉犬くんには、受けの方が向いてるかもしれないわね…？』



莉「〜っ…！！ばかぁ…！」



やっぱり、年上で経験豊富な彼女の方が一枚上手みたいだ。



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ネタを…ください…



明日は…さとみくんでっす…

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