[男主][歌い手]炎上しました。男同士ですけど。2[まふまふ]

ごじゅうはち ページ12

「ねーーーもう何なの君ら。」

瞬く間にポエムツイートが拡散されて穴があったら入りたいAです。
今日は浦島坂田船への提供楽曲が完成したから息抜きにそらまふうらさかとまふのおうちで飲み会。
Aらしくてよかったよっていうそらるさん、せめて顔のにやけを隠そうとして。

「もうこの話終わり！」

「はいはい」

浦田さんが呆れたようにそういうけど、これ僕がわがまま言ったわけでもないからね！？
君たちが勝手に弄ってただけだからね！？って思うけど口には出さない。

「おまたせー」

「お、ありがとまふ」

まふが買ってきたツマミをお皿に出してきてくれた。
膝をついて、リビングのテーブルに料理をおくまふ。なんかいいね。何がとは言わないけど。

「そういえばA、歌ってみたは出さないの？」

「なんやかんやでオリジナルしか出してないんだよね」

「コラボする！？」

「まふは多忙だろうし俺とやろ！」

「は？俺とだろ声質も合うし」

「じゃあ俺二番目でいいや」

上からまふ、優、浦田さん、そらるさん。
足を組んで優雅に二番目でいい、っていうそらるさんには余裕が感じられる。
そらるさんおっとな〜って茶化したら小突かれた。ぴえん。

「僕は誰とでもいいんだけど……」

「じゃあ僕としよ？」

「「まふ抜け駆け禁止な」」

「Aと一番仲いいの僕だもん」

「は？」

「ワイ高校からの付き合い」

「は？？？」

2人からマウント取られてる浦田さん、普段より小さく見えました。

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