私の彼氏は緑色の推しさん

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Aside

さっきから私のスマホに通知来てるんだけど気にしない……気にしない…

多分優からだし、大丈夫だろ！←

酷い？知らないもーんだ()

う「…A？さっきから通知すごいけどいいの？」

『別に大丈夫だよ！多分優からだし…ね！？』

う「…そう？なんか坂田が可哀想に思えてきたんだけど…」

いいんだ。長年の付き合いだ。こんなのよくあるよ。

みんなもよくあるよね！

…多分()

『それより、しませんと私最近あってないなあ…2人とも元気？』

う「おう。めっちゃ元気有り余ってるくらい元気wってかあいつらの方が中身13歳な気がするけどなw」

13歳…？あぁ！私が前話してたやつか！

あのー、うらたさんは私の中では13歳だからって話！！←

まあ…あの人たちも13歳だからね…。

ってか元気すぎておかしいよ。

…浦島坂田船の平均年齢→13歳

でよくない？((

色々とダメか←

…そんな他愛のない話してたらすぐ着いちゃったじゃん

何で楽しい時間ってすぐ過ぎちゃうくせに、別に楽しくもない時間ってスローモーションみたいにゆっくり流れるんだろうね。

逆にして欲しいんだけど((

そんな贅沢むりか！

う「えぇ、こんなにスタジオって駅から近かったっけ？」

『だよね、何か早いよね』

う「まあ、時間まだあるし、ロビーでゆっくり話してよ？」

『…いいの？』

う「いいに決まってるだろwってかそのつもりで来たしww」

嬉し過ぎるでしょ！

『っ！ありがと！』

ほらぁ、こういうところも全部大好き…

女1「あぁ！うらたさぁん♡」

…また来やがったよこいつら。

女2「おはよぉございまぁすぅ！早く行きましょ〜？♡」

うらたさんが…

行っちゃうかな。だって優しいもんね。仕方ないよ。うらたん、イケメンなんだもん。

イケメンに生まれてきたこと恨んでやる。なーんてね？

う「あー、おはよ。ごめんね、今日はちょっと先約があるかr」

女1「えぇ〜？いつでもその女とは話せるじゃないですかぁ！今は、私とお話しましょお？♡」

女2「私とも！私とも！」

うらたん…優しいなあ。

私との先約守ろうとしてくれた。

でもこの女たちを説得させるにはそんな簡単に行かないよね。

う「いや、でも『うらたさん。いいよ？』…え？」

『そうだよ！私とはいつでも喋れるじゃん！ね？今はその女の人たちと喋っときなよ！！』

う「でも」

女1「本当ですかぁ？ありがとぉ♡じゃあ行きましょ！ね！」

う「ちょ、A」

私は手をただ振るしかなかった。

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