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A「人間に
本物も偽物もあるんですか？」
風間「何を言っている。
俺が言っているのは鬼のまがい物かと聞いている」
A「だから！人の話を聞け！
私は鬼でもまがい物でもなく、ただの人間です！」
風間「……人間の中にも、
鬼と同じ白髪を持つ者がいるという事か？」
A「……鬼って白髪なんですか？
どう見てもあなたは金髪ですけど」
仕方なく先程掛け直した術を解き、
本来の姿を金髪野郎にお披露目する。
その瞬間、金髪野郎の眉間に皺が寄り、
不快だと言わんばかりの表情を出してきた。
この表情、覚えがある。
小さい頃から近所で気持ち悪がられ、
小学校ではクラスの……いや、
学校中の生徒や先生から気味悪がられた時の表情だ。
本丸では、何度か彼らの前でこの姿になったけど、
彼らは
「主の髪はとても綺麗だね」
と言ってくれるし、特定の男士には
「自分たちと同じ目の色で嬉しい！」
とまで言われていたから、
こんな感情を抱く事はなかった。
A「私はアルビノ。先天性白皮症または、
先天性色素欠乏症と呼ばれるものです。
生まれつき髪は白く、目の色素もないため
瞳孔が赤く見えますが、これは血管。つまり血です」
風間「聞いた事のないものだな。それは病か？」
A「遺伝子疾患です。
生まれつき持ったものと思ってくだされば、
それでいいです」
加州「何でそんなに外見が気になるわけ？
さっき、鬼とかまがい物とか言ってたけど、
それと関係があるの？」
風間「……貴様らの主が隠しているように、
我ら鬼も本来はこのような姿ではない」
金髪野郎がそう言った瞬間、彼の髪は白くなり、
赤い目は金色へ。
そして、額からは４本の角が生えた。
絵本や童話で聞いた事のある鬼の姿。
それに近い容姿になり、私たちは驚いた。
本当に鬼が存在するなどあり得ないと、
心の何処かで思っていたから…。
風間「俺の名は風間千景。
主と呼ばれる女、貴様の名も聞いてやろう」
A「……Aと申します」
風間「名字はないのか？」
A「Aは審神者としての名です。
それ以外に持ち合わせてはいません」
風間「ほぉ、審神者とは珍しい」
たぶん、金髪野郎が知っている審神者と、
私の審神者は違うだろう。
説明も面倒だし、それならそれでいい。
そろそろ金髪野郎についても、
雪村千鶴についても色々聞かなければ。
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まほろ(プロフ) - 華音さん» 本当にお久しぶりです！かなりの期間更新を停止していたのですが、これから少しずつまた更新を始めていきますので、またよろしくお願いします＾＾ (2022年7月6日 8時) (
レス) @page33 id: 115993110f (このIDを非表示/違反報告)
まほろ(プロフ) - ベルさん» 始めから読んでいただきありがとうございます＾＾かなりの時間更新を停止していましたが、これから少しずつでも更新していきますのでよろしくお願いします＾＾ (2022年7月6日 8時) (レス) @page33 id: 115993110f (このIDを非表示/違反報告)
まほろ(プロフ) - サヤさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません；；続きを楽しみにしてくださっていたのに更新停止していて申し訳ありません。これから少しずつ更新していきますので、よろしくお願い致します＾＾ (2022年7月6日 8時) (レス) @page33 id: 115993110f (このIDを非表示/違反報告)
まほろ(プロフ) - 林さん» 風化してしまいそうなほど返信が遅くなってしまい申し訳ございません；；更新を停止していましたが、少し時間が出来てきましたので、本当に少しずつになってしまいますが更新していきますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年7月6日 8時) (レス) @page33 id: 115993110f (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - お久し振りです( ´ ▽ ` )つい最近『ブラック本丸専門審神者』を読み返しておりまして、また最初から此方の裏歴史調査本丸も読み返そうかなと思っていた矢先、参の更新がされてとても嬉しく(≧∀≦)早速読ませて頂きました。 (2022年7月4日 10時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まほろ | 作成日時：2020年5月22日 12時
