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クロロside
突然辺りの照明が消え、代わりにステージが眩く照らされる。わずかに聞こえる音楽は徐々に大きくなり、レイの声が響いた。続いてシュウ。そして、6人の声が聞こえると…
『Are you ready for Eccentric Party!!』
会場が一体となって飛び跳ねる。それに合わせて、6人も仕掛けでステージへ跳び上がった。
急に現れた6人に、会場は発狂にも似た歓声で包まれる。隣のシャルも、嬉しそうに水色のペンライトを掲げていた。俺もそれにならって、事前にシャルに渡されたペンライトを緑色に光らせた。
シャル曰く、6人で歌う曲はペンライトを自分の『推し』の色に光らせるそう。会場を見渡せば、6人のメンバーカラーが程よく散らばっている。
エ「つまり、今ペンライトを緑色に光らせているヤツを始末すればいいんだな」
背後からとんでもない言葉が聞こえたが、聞こえなかったことにする。いや、一応ペンライトの色を赤に変えておくか。
貴『みんなお久しぶり〜！元気してた〜？』
キャー！響く黄色い歓声に満足そうに微笑んだセイラは、そうかそうか元気だったか！と腕を組んで頷いた。そんな一挙手一投足にも、ファン達は悲鳴を上げる。すごいな。あいつなら呼吸するだけで周りの人間を呼吸困難にして殺せそうだ。
貴『さて、まずはみんなも大好きあの人が歌うよー！大きな歓声で迎えてあげてね！ナツメーー！』
ナ『魔法にかけられる準備は出来ているかイ？』
舞台装置から吹き出した煙にシルエットが浮かんだ。曲がかかり始め、ナツメの動きに合わせて背後のスクリーンに光が映し出される。
イルミが言っていた弟の技術とは、これのことだろう。
ナツメのソロ曲にセイラが乱入し、結局2人のデュエットとなる。あまり無い光景なのか、ファン達は狂喜乱舞。大変だな…喉とか絶対辛いだろ。
エ「ルア、前から2列目、青いシャツの男と、その後ろの女を洗え。アイツらはナツメ担ではない。セイラ担だ」
秘書は相手にしていないのか無言だが、さっきから本当に後ろの過激派同担拒否(シャルが言ってた)が怖すぎる。殺気まで放っているせいで、違う意味で鳥肌が立ちっぱなしだ。
シャ「俺も同担拒否はいっぱい見てきたけど、さすがにここまでのは初めてだな〜…」
そうか。やっぱりアイツが異常なんだな。よく分かった。
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ラヴィ(プロフ) - AYさん» ありがとうございます！正直ネタ切れなんでリクエストあったら教えてください！私ができる限りにはなりますが実現させるので！ (2020年5月14日 2時) (
レス) id: fcdde202d3 (このIDを非表示/違反報告)
AY - 待ってました！これからも更新頑張ってくださいね♪ (2020年5月13日 8時) (レス) id: b293a3810d (このIDを非表示/違反報告)
バレーノ(プロフ) - モフレさん» ありがとうございます！モフレ様もお体に気をつけてください！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: fcdde202d3 (このIDを非表示/違反報告)
モフレ(プロフ) - 初コメ失礼します…！このお話好きすぎて何回も最初から読み返してます……！お体に気をつけて頑張ってください！応援してます (2020年3月18日 21時) (レス) id: ac508ad555 (このIDを非表示/違反報告)
バレーノ(プロフ) - 宵城さん» ありがとうございます！ゆっくりですがしっかり更新していきます！ (2020年2月8日 23時) (レス) id: fcdde202d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バレーノ | 作成日時：2019年10月27日 8時
