落ちこぼれ少女と王子様 。 （ 9 ）

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もしかしたら









今ココに居るみんなに









飽きられて捨てられるかもしれない









それでも私は前を進みたい









皆にはそこで待っていて欲しい









" また迎えに来るから "









メドレーで何曲か歌って、次の曲を準備する間1回目のMCタイムに入る









那月「いやー、こんばんわ！w」


A「こんばんわぁ」









観客「こんばんわー！！！！」









A「那月！久しぶりじゃん！www」









那月「久しぶりだねwどうよどうよ、最近の…近況？は」









A「えー、聞きたいぃ？( ･´ｰ･｀)どやwww」









観客「ききたーい！！！！！」









大きなホールに、私の声や観客の声が響いて夜空に消えていった









A「最近はー…そうだなぁ、事故りました！wwwwwwwwwwwwwww」









観客「えっ！？！？！？！？」(ｻﾞﾜｻﾞﾜ)









那月「それ大丈夫なのwねえw言って大丈夫なのw」









A「大丈夫です(真顔)」









A「あ、この場を借りて謝罪させてくださいほんとうにw

ツイキャス定期放送待っててくださった方、そして心配してくださった方、ほんとうに申し訳ございません。






自転車で事故って暫く休養してましたwww」









予想通り、客席から「ｻﾞﾜｻﾞﾜ」としたような感じで声が流れてくる









A「でも大丈夫です！生きてるんですもの！」









ライトが当たって冬なのに暑い。









A「今こうして…皆さんの笑顔を見れてるんですもの。」









ウルッと来てしまった感情を抑えて、精一杯笑った









すると那月が肩に手を置いて「泣いてるフリ」をして会場を笑いに変えてくれた









私も心の底から笑って次の曲に移った

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