17. ページ17
ゲルたんは私を部屋に入れて「誰にも言わないでね」と真剣な目で訴えかけてきた。
そして正座。
フォーゲル「あのね、俺さ」
ゆっくりとゲルたんのことを語ってくれるみたい。
フォーゲル「めせもあ。のこと、本当の家族ってくらい信頼してるんだ。まだ内緒にしてることは多いけどね。」
A「ほう。通りで最後のページ…」
「あぁ、これ？」とページをめくって懐かしそうに文字をなぞっている
A「それ、10人となら何処までも堕ちて行けるってどういう意味なの？」
フォーゲル「これは戒めみたいなもんだよ笑
でもね、本当にどこまででも行けるしどこまででも堕ちれるんだ。悪い方にも良い方にも。この10人となら大丈夫だって思った。
実はこれ、ぜっちゃんが言ってくれたんだ___」
ぜっちゃんが…？
私が目を丸くしていると「意外でしょ」と心を読んでくるゲルたん
フォーゲル「普段言葉にしないじゃん。でも俺が仕事を取るかめせもあ。を取るかってなった時、ぜっちゃんが言ってくれたんだ。
俺はどっちでもええよ、でもゲルたんに居なくなって欲しいわけでもない。その言葉言われた時、正直悔しかった」
A「どうして？」
フォーゲル「ずるいって思ったから。だって大好きなもの手放すのって難しくない？笑
でもぜっちゃんのおかげで選べたんだよ。それからぅっと忘れないように、ココに書いて自分を戒めてるの。弱くなりそうなときはこれを見て元気出してる」
A「そっかぁ♪」
なんだか心が暖かくなるような話を聞いたなぁ
あ、もうこんな時間。早く寝なきゃ二番くんにも皆にも怒られちゃう
A「ゲルたん、私もう寝るね？おやすみなさい」
フォーゲル「A、ありがとね」
そう言って微笑みながらノートにまた何かを書いていた。
私も静かにドアを閉めて自分の部屋へ向かった。今日はいい夢が見れそうだ。
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ここり - ずっと見てました！おめでとうございます！！良かったら他のめせもあの小説を作ってください！！応援してます！！頑張って下さい！！！！ (2017年3月16日 5時) (
レス) id: 27c327f687 (このIDを非表示/違反報告)
リン酸(プロフ) - うわぁーーー！！！！完結おめでとーう！もうほんと好き。いっつも更新してとかわがまま言ってごめんね。（笑）あむちゃん大好き！！ (2017年3月15日 21時) (レス) id: 45efa1b791 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - このシリーズにコメするのは初？かな？完結おめでとうございます！1章からずっと見てました！とっても感動しました(´；ω；`)これからも頑張ってください (2017年3月15日 17時) (レス) id: 581afaa04f (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - 完結、おめでとうございます！このシリーズにコメをするのは初めてですが、とっても感動しました。 (2017年3月15日 17時) (レス) id: 162b78bfbd (このIDを非表示/違反報告)
まなか☆とみ煎ぷん汰(プロフ) - 完結おめでとうございます！コメントはあまりしませんでしたが、実は1からずっと見ていました(o^―^o)本当に泣けるお話で素晴らしかったです(´;ω;｀) (2017年3月15日 17時) (レス) id: a5f6b8bcac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 瀬 あ む | 作成日時：2017年3月9日 11時
