#学園 #退学 #簡単な方法

#2話 ページ2

『…………やっと実習終わった、疲れた』



「貴様私たちの後ろにずっとくっついていただけだろうが」



「それに今回の実習敵陣の把握だけだっただろう」






……甘いね、バレたら一環の終わりじゃないか。それにわたしは弱い

そして文次郎と仙蔵は帰ろうと歩いているがわたしは非力だ、体力もない。



つまり何が言いたいかって言うと





『……せんぞーお姫様抱っこー』



「……こいつ置いて帰ってもいいか？いいよな？」




『半年前までは普通にやってたじゃんか』



「なんの事だかさっぱりだな。早く歩け火炙りにされたいのか」




元カレが酷すぎる。
心がキシキシと痛む、これが恋なのかな？





『…………』



「あ”ー……俺がおぶってやる」









『筋肉質すぎるのはちょっと……』



「やはりこいつ置いていこう。帰るぞ仙蔵」



『嘘ですごめんなさい。連れて帰ってください』

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