復讐屋って実在したりしますかー? ページ14
『はい、実在するようです』
「ちゃんと言えば「復讐代行業者」だな。…これまた物騒なもんが実在してるもんだぜ…」(ため息)
『ただ、小説で出てくる復讐屋さんとは、ちょっと違う部分も多いです』
「まず、実在する復讐屋への依頼はメールがほとんどで、会ったり電話で依頼したりはない、という事」
『そして、嫌がらせのメールを送り付けたり、電話をかけたり…。精神的な苦痛になる事はしますが、殺しはほとんどしない事』
「それでも払われる金額によっては、殺しもしてくれるらしいがな」(にへらと笑って)
『…笑い事じゃないです』
「あー悪い悪い。
何はともあれ、小説の方の復讐屋は「永遠に眠らせてあげるよ」的な事言ってる奴居たし、完ッ全に殺っちゃってるよね」(くすくす)
『ええ、物騒です…』(苦笑)
「あ、最後に1つ。復讐代行業者に高い金払って依頼したところで、本当に復讐を実行してくれる所なんて少ないんだぜ」
『要するに、詐欺をしてるという事ですね』
「「金を払わなかったら、お前も依頼された奴と同じ目にあわせてやる」とか、脅してな」
『警察に言おうにも、復讐代行業者に依頼して、詐欺にあいました助けてください。
なーんて、言いにくいですしね』
「そんな物騒な業者に依頼したとか、警察に言いたくないよな」
『復讐代行業者は、そういう弱みにつけ込むのです』
「まぁあれだ、復讐屋が本当にあったからって依頼するなよ〜。恐ろしい目にあうから」
『もし復讐したい相手が居るのなら、ぜひ…僕達の居るこの異世界に来てくださいね…』(微笑んで)
「ま、中途半端な復讐心じゃ、こっちの世界の復讐屋は見つける事も出来ないがな」
『復讐心か本物なら…こちらの世界の復讐屋は、ちゃーんと依頼をこなしてくれますから…。
…僕は、お待ちしていますね』(不気味な笑顔で)
「なんか怖いぞ、おい」
『へ…? あ、すみませんっ…』
「さぁさ、なんかこいつ怖くなったし、話すのも飽きたからここで終わりだ」
働き者すぎるのも考えものである(?)→←リヴェって何ですかー?
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作者名:黒夜 緑 | 作成日時:2018年8月22日 1時