雲外鏡ってなんですかー? ページ2
『なんか…鏡の付喪神らしいです。小説に出てくる雲外鏡は、心を読む能力を持っていますね』
「鏡で心の中を映し出す…?的な思考で心を読める設定にしたらしいな」
『雲外鏡を知ったのは、ある怪談の本で知ったようですね』
「確か、ケータイの写真で撮った相手の真実の姿を映し出す…。そんな怪談だった。表ではいい奴ぶって、裏で色々酷い事やってる奴の真実の姿…「醜い最低な奴」だって事を、主人公が証明してやろうとして…」
『結局その主人公の女の子が…亡くなってしまったお話でしたっけ』
「そうそう、…これ以上は話脱線するし言わないけど」
『怪談読んでて、それから作られたオリキャラって多いらしいですよ。だから怪談の本集めるのが好き。だとか』
「何はともあれやっぱり人間なんて好きになれねぇ。結果的にはどっちも醜いんだよ。証明しようとした奴も、証明されそうになった奴も。人間皆醜い」
『それ僕の事を貶してます…?』
「あー…?ん、悪い悪い、お前人間だったか」(にへらと笑い)
『これを読んでくれてる方々もほぼ人間の方だと思いますがね。…まぁ、今回はこの辺りにしときましょうか』
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作者名:黒夜 緑 | 作成日時:2018年8月22日 1時