こんにちは!工藤新一のいとこです!

６波、手紙 ページ7

「えーっと、」









前略
A、海神、元気に学校生活送ってますか。
お父さんとお母さんは、毎日二人の事と
国の安全を考えながら、働いています。

さて、今回たくさんの手紙を送った理由は、
Aの事が関係しているからです。

先生から、連絡がありお父さんと先生とで話し合いました。
　
結果、一人で家で過ごさせるのは不安なので
　 Aには東京へ3週間行ってもらうこと
に、決めました。

東京では、姉さんの家でお世話になります。

ですが、東京の姉さん(叔母さん)の家にいる工藤の人達にお世話になる、のではなく
　 一人、とある事情で居候している方が

いるので、その方にお世話になることに
なりました。

姉さんと、その方には電話で話しは
してあるので、着いたら、名前と挨拶を
して下さい。

あと、持ち物を一応下に書いたのでそれを
参考にしながら準備して下さい。


・キャリーケース
・勉強道具
・着替え(3週間分)
・洗面用具
・部活道具
・薬
・保険証
・小遣い
・その他(自分で考えなさい)

追伸
この手紙と一緒にお金と新幹線のチケット
を入れたので向こうに着いたら、家の人に
渡して下さい。




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ひと通り読み終わった、、、



「いや、長すぎ」

思わず、ツッコミを入れたくなるほどの
長さだね


この量を手紙に書いたのか、、、
余韻にひたっていると、海神が、

「姉〜、俺のはないの?」

自分の分が無いのか、聞いてきた。

「ちょっと、待って。
えーっと、」 ガサガサ

「あった、あった。」

はい、っと渡した。手紙をもらって、
嬉しそう。やっぱり、寂しいよね。

つい、この前までお母さんとお父さんと
一緒に住んでたからね。




「うわ、もうこんな時間だ!」
時計を、見ると、もう７時半。

「海神、ごはん!」

「えーー、先に風呂入りたい」

「さっさと、入っておいで!」

「姉も、入る!」

「それから、ごはん!」









そんなこんなで、東京行きが決まりました。
この時はまだ、向こうでたくさん
事件に巻き込まれ、遭遇するとは
思ってもいませんでした、、、。

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