こんにちは!工藤新一のいとこです!

２波、それは、突然 ページ3

in、宮城

「あっつーー!」、もう毎日、毎日暑過ぎやろ
そう言って、垂れて来た、汗を拭う。

まだ、８月のはじまりやぞコレ。

私達の練習は、今、全中に向けての調整中。
だから、やることやったら、さっさと、寮に
帰れるんだけど、、先生達から、最後に
全員に話しがあるらしく、私と砲丸投げの
仲間で草取りしながら、短距離と、先生を待っている


　 すると、隣にいる１年生達から、ヒソヒソと、声が聞こえて来た。

「近々、寮が･･･」「えっ、本当?」えっ、なんて?寮がなに?

そんな、声に傾けながら、ふと、目の前で走っている、短距離達を見る。
　
「いつ、終わるの?、あれ」

「やりすぎですよね、先輩」

と、言うのも短距離は、現在、エンドレス
リレー中。これで、5週目だ。

そろそろ、誰か倒れるベ、あれ、、、すると、

「集合ーーー!」、先生から、号令がかかった。

抜いた、草を袋に入れて、先生のところまで
全力ダッシュ。


後ろを、振り返ると、短距離陣が、全速力で
走ってくる。ヤバイ、怖いわ笑

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学年別で、縦に整列し、先生に挨拶して、
座り込んだ。



「えーっとな、大事な話しがあんベ」
先生が 、座っている私達全員に話しはじめた


「実は、、」
なんか、いつもよりもったいぶるな、先生。
この先生、いつもだったらスパっと言って
くるのに。


すると、しびれを切らした、短距離の男子が、





「先生、まだ?早く言ってくだ
遮って、









「実は、あんたらの寮が3週間の耐震工事に
入ることになりました、!」

・・・え、



「「「えーーーーーーーーーー!」」」








拝啓、
海の中にいるお父さん、お母さん、波乱の
夏休みの予感がします。

続く。

３波→←１波、はじまり

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す