16波 ページ17
「と、いう訳なんですよ。何かいい方法はありませんかね。
阿笠博士。」
「(あのお方って博士のことだたんだ」
あの方っていうぐらいだからどんな人かと思ったらまさかの博士。
別に博士を見くびっているわけじゃないけど、ちょっと意外だな、って思った。
だって、沖矢さんってちょっと普通の人とは違う感じするもん。
何が違うかって?、うーんそれは、、ちょっとわかんない。
感だ、うん。
一人で考えていたら、目の前に黄色のちょっとカッコイイ自転車が置いてあった。
あれ、これどうしたの。
「Aさん、聞いて下さい博士にいろいろ話したらこちらの自転車使っていいそうです。」
後ろで博士が、
「いやー、運動がてらにと買ったんじゃがなかなか乗ってる暇がなくてそろそろ誰かに譲ろうかと思っとったんじゃ。」
「だ、そうです。良かったですね」
これ、乗っていいの。なんかめっちゃ高そう。
「ありがとうございます。大事に乗ります!」
「いいんじゃよ。大事に乗るんじゃよ?」
「はい!」
「ところで、阿笠博士ーーーーーー」
沖矢さんは博士に話しがあるようで、しばらく待っているよういわれた。
「(暇だなー)あっ、」
部屋を見渡すと今日会った、女の子がソファーに座っていた。
私は、気付かれないように近寄って、
「な〜にしーてるベ」
ちょっと、方言も入れてみた。変かな
そしたら女の子は、少しビクッてなった
「あ、ごめん。びっくりした?」
「いいえ、大丈夫よ」
ずいぶん、大人びてるな。
びっくりしたでしょ!?今。
東京の子って、みんなこの子みたいなのかな
さっき駅で会った子もなんかこんな感じだった
なんて名前だっけ。えーと、えとう?
なんか違うな。えとう、えとぅ、えと、えど、
思い出そうとしていたら、
「江戸川?」
あ、江戸川だ。江戸川コナンくん。
「うん、そうそう!なんか、あの子従兄に似てるなって思ったの!知ってる?私の従兄、あの
高校生探偵の工藤新一くんなんだよ!」
「そうなんだ。知らなかった。亅
「まあ、最近は全然会えて無いんだけどね。
私普段は宮城に住んでるから。」
「・・・・(でしょうね。あんな姿だから)」
急に黙っちゃった。喋りすぎたかな。
スンスン。
「Aさーん、そろそろ帰りましょうか」
ぁ、沖矢さんが呼んでる。行かなきゃ
「Aさん、行かなくていいの?」
「今から行くよ。ねえ、ところで君さ、
お姉さんの勘違いだったらごめんだけど、
もしかして、ーーーーーーーーー」
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のの丸(プロフ) - 蒼華さん» コメントありがとうございます。今、少しずつできて来ているので更新したら暇つぶし程度でも、読んで頂けたら幸いです。 (2021年2月20日 15時) (レス) id: 96ad3857c6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼華 - めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2021年2月20日 14時) (レス) id: ad2360c9bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のの丸 | 作成日時:2020年4月22日 14時