この世界を ページ7
お千「そう、ならAちゃん。
ここにある服、なんでもいいから好きなものを選んで?ここにある服はどれも質の良いものだし……
連れの人には言っておくから大丈夫よ」
もう………どこまでいい子なんだろう…
普通町の人はここまで優しくしないよ?
とまあ心の中で思いつつも、並べてある服を見てみる……
貴「へぇ…………。
女の子用から男の子ようまで…………………ん?
男の子…………………用?」
そこで私はあるものを手にし、お千ちゃんに見せると、お千ちゃんは驚いた顔をしつつも、着付けまでしてくれた
お千「まさか男性の袴を選ぶとは思わなかったわ」
貴「なんかごめんね…?
でもさ、この……国で生きていくには女の人じゃあ難しいのかなって思ったんだ。
男の人なら多少は雇ってくれそうだし」
正確には『この世界』なんだけど
お千「確かに…………さすがに貴方の職を私が探すことは難しいのよね。
ごめんなさい、このくらいしかできなくて」
袴の帯を縛りながらそう謝ってくる
貴「全然!むしろこっちがありがとうだよ。
見ず知らずの私をここまで世話してくれてさ」
お千「そのことなら大丈夫よ!
はい、出来たわ…………もう美男子ね!Aちゃんは。
やっぱり勿体ないわ」
鏡で見てみるとそこにいたのは私ではあるけれど、男の人になっていた
上は夜色の服になっていて、下は黒の袴、となんとも男性らしい格好で………
髪も高く結われていて平助みたいだなと思った自分を殴りたい←
だって平助みたいに可愛くもなければ美人でもない、だから………
貴「美男子なんかじゃないよ。
本当にありがとう」
お千「ううん。これでこの日ノ本を堪能できるかしら?」
貴「うん、充分満喫するよ」
この薄桜鬼の世界をね♪
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» 文才ないもん…(T . T)四神の巫女も書いてみたら? (2014年6月21日 17時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
四神の巫女(プロフ) - 琥兎-コト-さん» そう?ありがとう!琥兎ーコト-も小説かきじゃん! (2014年6月19日 17時) (レス) id: f7d3963cbc (このIDを非表示/違反報告)
琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» あぁー読んだりとかは気持ちわかる!でも作れるのもすごいね!! (2014年6月18日 22時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
四神の巫女(プロフ) - 琥兎-コト-さん» おう!台本とか小説とか作るの好きだし!ぁ、でも、演じたり読んだりする方が好きだけど! (2014年6月18日 22時) (レス) id: f7d3963cbc (このIDを非表示/違反報告)
琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» え?!じゃあ台本とかは四神の巫女が書いたの?! (2014年6月18日 20時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥兎-コト- | 作成日時:2014年3月28日 9時