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危険な会話 ページ28

ご飯に手をつけようとしたその時


突然広間に井上さんが入ってきた




井上「皆、ちょっといいかい」




真剣な物言いに皆も井上さんの方を向く


もちろん私も……お腹は空いているけれど


そんなことを考えているのが場違いだったんだと思う




井上「大阪に居る土方さんから手紙が届いてね…山南さんが隊務中に重傷をおったらしい」




みんなは一斉に息を呑んだ


けれど私はあまり動揺はしなかった




私は未来から来た…しかも薄桜鬼をやりこんでいるため、こうなることは予想できていた


けれどまさか今日だったなんて


私はゲームの中の出来事を思い出し中の時に、井上さんが左腕やら何故そうなったかなど、状況を説明していた




井上「命に別状はないみたいなんだが……」




千鶴「良かった………!」




…今千鶴ちゃんがホッとした理由が私にもなんとなくだけどわかった


けれど、平助は悔しそうな顔でこう言う




平助「よくねーよ…!」




斎藤「刀は片腕のみで容易に扱えるものではない。


最悪の場合、山南さんは二度と真剣を振るえまい」




千鶴ちゃんは俯いてしまう


すると沖田さんが意味深なことを口にした




沖田「薬でも何でも使ってもらうしかないですね」




新八「総司。滅多なこと言うんじゃねぇよ。


幹部が『新撰組』入りしてどうするんだよ?」




…あれ?なんかこの会話…ここでするのはまずいんじゃ…


そう思った時にはすでに時遅く…


千鶴ちゃんが聞き返してしまった




千鶴「あれ………?新選組は…新選組ですよね?」




貴「ちょ……ちづっ…!!」




止めようとしても、平助はその質問の答えを少し返してしまった




平助「普通の『新選組』ってこう書くだろ?『新撰組』は『せん』の字を手偏にしてだな________」




私は思わず目を瞑った


このあと起こることがわかっているから………

可哀想な子たち→←夕食の場所


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ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:薄桜鬼 , 幕末 , 沖田総司   
作品ジャンル:恋愛
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琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» 文才ないもん…(T . T)四神の巫女も書いてみたら? (2014年6月21日 17時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
四神の巫女(プロフ) - 琥兎-コト-さん» そう?ありがとう!琥兎ーコト-も小説かきじゃん! (2014年6月19日 17時) (レス) id: f7d3963cbc (このIDを非表示/違反報告)
琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» あぁー読んだりとかは気持ちわかる!でも作れるのもすごいね!! (2014年6月18日 22時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
四神の巫女(プロフ) - 琥兎-コト-さん» おう!台本とか小説とか作るの好きだし!ぁ、でも、演じたり読んだりする方が好きだけど! (2014年6月18日 22時) (レス) id: f7d3963cbc (このIDを非表示/違反報告)
琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» え?!じゃあ台本とかは四神の巫女が書いたの?! (2014年6月18日 20時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥兎-コト- | 作成日時:2014年3月28日 9時

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