この時代の言葉って… ページ20
土方「ほぉ…で、てめぇは羅刹のことを知ってんのか」
あれからまた広間に連れて行かれ、私は半分尋問状態になっていた
今の私にはみんなからの冷たい視線が向けられていた
原田「あの嬢ちゃんですら知らねぇのにな」
嬢ちゃんとは多分千鶴ちゃんのことだよね
斎藤「言え、未来ではそんなに羅刹という存在が出回っているのか」
貴「いやいや!そんなわけないですよ、テレビに出てるとかでもないですし…。
少なくとも俺は知ってるってことですよ」
薄桜鬼のゲームを持ってる人は大抵知ってる…なんていうとまた説明が面倒くさいので少し言葉を濁した
土方「どこまで知ってる」
ここで言ってしまうと私は今度こそ閉じ込められる…
だからと言って、この迫力にはかなわなかった
貴「え…と…。
落若水ってのを飲むと血に狂って…でもその代わりに力と治癒力がUPするんですよね?」
平助「あっぷ…?ってなんだ?さっきもてれ…なんとかっつってたよな?」
…色々面倒くさいなぁ本気で
貴「増すってことですよー。」
土方「ほぼ全部知ってんじゃねぇかよ…!!」
本当は色々と知ってるけど…まだ言うべきことではないから黙って置いた
沖田「でもこれで、君はここから出ることは出来なくなったね」
むちゃくちゃいい笑顔でそういう沖田さんだけど、私にとっては場所がここしかないからむしろ好都合なんだよね
…まぁ『部屋から』でられなくなるのは勘弁だけど
新八「それで土方さん、どうすんだよ?こいつは千鶴ちゃんみたく別に殺しても問題ないんだろ」
土方「そうだが……」
貴「えっ?!ちょ…やだよ俺は!!こんなとこでゲームオーバーとか勘弁だって!」
土方「訳わかんねえこと言うんじゃねぇよったく…。
お前はまだ生かす」
想像外の言葉に思わず目を見開いた
沖田「あれ、殺さないんだ。なぁんだ」
ちょっと残念そうにしてる…けど私にとっては嬉しいことなんだから
ひとまずこの場は私を監視して身柄を確保する、ということにして、みんな…もちろん私も部屋に戻った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
82人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「沖田総司」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» 文才ないもん…(T . T)四神の巫女も書いてみたら? (2014年6月21日 17時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
四神の巫女(プロフ) - 琥兎-コト-さん» そう?ありがとう!琥兎ーコト-も小説かきじゃん! (2014年6月19日 17時) (レス) id: f7d3963cbc (このIDを非表示/違反報告)
琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» あぁー読んだりとかは気持ちわかる!でも作れるのもすごいね!! (2014年6月18日 22時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
四神の巫女(プロフ) - 琥兎-コト-さん» おう!台本とか小説とか作るの好きだし!ぁ、でも、演じたり読んだりする方が好きだけど! (2014年6月18日 22時) (レス) id: f7d3963cbc (このIDを非表示/違反報告)
琥兎-コト-(プロフ) - 四神の巫女さん» え?!じゃあ台本とかは四神の巫女が書いたの?! (2014年6月18日 20時) (レス) id: 0f42027263 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琥兎-コト- | 作成日時:2014年3月28日 9時