【薄桜鬼】トリップって実際にするまで信じてなかったんだけど (ページ17)

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千鶴ちゃんMy angel ページ17

先に口を開いたのは千鶴だった

千鶴「あの……そちらの方は？」

土方「はぁ……まぁいいか、どうせこいつは預かりの身なんだ…あとからわかることだしな。

こいつは………((貴「出雲A！よろしく～！！！」…おい」

私は自己紹介するなり、千鶴ちゃんに思いっきり抱きつきギューってした

全「「「は？！」」」

千鶴「きゃっ！えっ？！///あの…！///」

貴「いやぁ戸惑う姿も可愛いものだなw」

わたわたと戸惑う千鶴ちゃんをよそに抱きしめていると、平助が真っ赤な顔ではがして来た

平助「おまっ…！///何してんだよ！！！///」

貴「スキンシッ………じゃなくって、

単なる交流だってwwそんなムキになるなよ～」

って……私、今思い出したけど

男の姿じゃん←

そりゃあ抱きつくのはおかしいか……

しかもまだ千鶴ちゃん顔が赤いし

貴「その…さ、ごめんね？いきなり抱きついちゃって」

流石に気にしないで、とは言えないのか…頷いてはくれた

千鶴「えっと…申し遅れてすみません。雪村千鶴です。

よろしくお願いします」

貴「よろしく。俺のことはAって呼んでくれればいいから」

千鶴ちゃんのことは知ってたけど口にするといろいろ面倒だからとりあえず挨拶した

原田「土方さん、一度部屋に置いとかねぇか？」

土方「そうだな……このままじゃこいつが何しでかすかわかったもんじゃねぇ。

斎藤、曲がりの空き部屋に入れておけ」

なんか…随分私の扱いが雑なような…

とりあえず頷く斎藤さんについて行った

けれど斎藤さんは私を部屋へ連れて行き、可愛い顔してこう言い捨てた

斎藤「部屋からは出るな。もし出た場合、己の身が危険になるのを承知しておけ」

貴「は、い………」

部屋に私だけが残るとシーンとあたりが静寂に包まれた

…今なら千鶴ちゃんの気持ちがわかる気がする

そういえば…千鶴ちゃん手伝いしてたなぁ

でも、山南さんの腕は怪我をしてなかった

…てことは…

貴「まだそんなに日にちが経ってないの？」