検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:737 hit

きっかけ ページ4

《あなたside》






「あの……?」






『ん!え!あ!はい!!』






呆然としすぎて返事するの忘れてた。笑






「これ自分のと違いますか?」





あきらかにイライラしてるな…
え、まって健ちゃんだよね??



マスクしてるけどー……
多分あの二重幅と眉毛と目の形と声と……
健ちゃんだ……




絶対健ちゃんだけど多分健ちゃんの人が持ってるのはスポ○ジボブのキーケース



わたしのだ…




『私のです…ありがとうございます…』





「ならよかったわぁ、キーケースやったでないと困るなって思って焦ったんやで笑」





ホホホホホホホホホといつもの笑い声で私を見る
間違いない。笑





『あの、私さっきバクステで会った鈴川です』




たぶんおぼえてないだろうな と思ったけど聞いてみる




「あー!やっぱり!? 大好きですってようあんな恥ずかしいことを……笑」




『伝えなきゃ後悔するから……』





「嬉しかったで!ほんまにありがとうまた来てな」




と言い残し一歩ずつ後ろに下がっていく健ちゃん









あ、ダメ行っちゃう








『健ちゃん!あの、、、もういくんですか?』






「あー、うん。明日もあるしなライブ。」






そっか、そうだよね。
私は健ちゃんのこと知ってても、健ちゃんは私のことを知らなくて初対面なんだ。







「んーーーでも俺も」







と彼は言い、私の手にあったスマートフォンをとりメモアプリに何やら打ち込んでいく。





「はい」





彼から渡されたスマートフォンを見れば数字とローマ字が並べてあって〈kenjiro2580〉て書いてあった






『えっと……?』







「分からん?笑 俺のLINEのID。 教えたの君だけだからな? これは俺と君の内緒事な」







ひらひらと手を降り、ドームへ続く道をスタスタと歩いていく。




私…、健ちゃんとLINE交換した…??

バクステからの健ちゃんと遭遇からのお話ししてLINE交換……?



こんなうまい話があるわけないとスマートフォンを確認したけどやっぱり書いてあるID。







『ちょ……まじか……』









立ち尽くしていたけど
気づけばもうとっくに7分経ってて終電まであと3分。







『やっば!!!!!』








さっきまでの興奮を押しころし全力でほんの少しだけあるヒールをカツカツならしながら走る









▽→←説明×読んで下さい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:小森隼 , 山下健二郎 , GENERATIONS   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛花 | 作成日時:2017年3月15日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。